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●前回のお話●

夫のスマホの待ち受けに仲睦まじく2ショットで写っていた女性。仕事の関係だというその女性と、夫を含めて会う約束を取り付けた。

 

その日が来るまで、

私はどうやって過ごしていたのか。

今から5年ほど前になりますが思い出せません。

 

夫のスマホの待ち受け画面に設定されていた

女性と自宅の近くのファミレスで待ち合わせ。

 

夫が「小林さんも一緒にいく」とのことでした。

 

なんで?

まあいいや。

この際、小林さんにも会って、

夫を不審に思っていることを言っておこう。

 

小林さんは夫の同僚。

きさくで話しやすく、子供思いな面を

前から感じていた方でした。

休日はお子さんの野球に帯同して熱心な様子も聞いていました。

 


待ち合わせの時間。

 

先についた私はドリンクバーを注文し、

コーヒーを飲んでいましたが、落ち着きませんでした。

 

少し待ったところで、夫の後に女性が店内に入り、こちらに歩いてくる。

 

 

背は私より低く、肩まで伸びた茶色いストレート。

モンクレールのロングのダウンジャケットに、

高めのヒール。

ピンクのキラキラしたラメ入りの長いネイル。

指には重ね付けされた細めの指輪に、

胸元はヴィトンのネックレス。

顔は細めでアーチ形の眉に、

マスカラたっぷりのまつ毛。

 

 

写真ではマスクをしていたのとアップだったので、

いまいちわからなかったのですが、いかにも夫が好きそうな外見の女性でした。

 

 

今日の私といえば、

パーカーにデニム、スニーカー。

髪はきちんと手入れはしていてブローしているけれども、ちらほら白髪が気になる頃。

学生の時から社会人になりたての頃には、いわゆる男ウケのいいファッションをしていましたが、

子供を産んでからは好きなものはシフトし、

カジュアルスタイルが定番になりました。

 

その時の私の格好は、彼女の「良き対比対象」だったと思います。

 

 

「宮城さんです。」

 

宮城

「こんにちは」

 

「お呼び立てしまして、すみません」

 

宮城

「全然。」

 

少しすると、小林さんも到着しました。

 

小林

「すみません」

 

 

夫が話を切り出しました。

 

「この前、俺がスマホの待ち受けを宮城さんとの写真にしてて、妻がなにかあるんじゃないかって言ってて。

まあ俺も悪いんだけど、すごく不安に思ってるみたいで」

 

小林

「そうなんですね」

 

「それで彼女に会わせてくれってことだったので」

 

夫がそんな感じで軽く説明すると、

 

小林

「クリスマスには会社の忘年会で、みんなで食事しましたね。その帰りにツリーの前で写真撮って、僕もそこにいました。

たまたま〇〇(夫)さんと彼女の写真見られたのかもしれませんけど、他にも撮ってますよ?」

 

「そうなんですか。

宮城さんって言いましたっけ。

ご結婚されていらっしゃるんですか」

 

宮城

「はい。子供もいます」

 

「そうなんですか。

いくつのお子さん?」

 

宮城

「中学生と小学生です」

 

「そうなんですね。

会社を夫とやるって話なんですけど…」

 

夫がさえぎって、

 

「宮城さんが代表で、俺が実質的に動かすから

別に彼女に何かやってもらうわけじゃない」

 

「あのー…

あの写真を見て、普通、

何もないとは思えないんですよ。

すごい距離が近かったですよね。

浮気を疑ってもおかしくない写真ですよね

 

「3人で仲いいしお酒入ってたからだよ。

ほんとに俺と宮城さんは何もないから。

ねえ?」

 

と夫が目くばせをした先には小林さんが。

 

小林さんは、座る体制を換えながら言いました。

 

小林

「えっと、…僕と宮城さんがですね、

…お付き合いしているんですよ


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