恥ずかしながら私はこれまで音楽について
きちんと勉強をしたことがないのだが、
先日 急にいろいろ知りたくなって、
図書館で音楽に関する本を数冊かりてきた。
これらの本は きっと私が長年いだいていた
素朴な疑問に答えてくれるに違いない。
まず最初にページを開いたのは、
「ドレミを選んだ日本人 [ 千葉優子 ]」 という本だ。
なぜ私はもっと早くに
この本を読まなかったのであろうか。
この本には
「自国の伝統文化であるはずの日本音楽は、
何故こんなに西洋音楽に駆逐されてしまったのか?」
とか、
「私たちがこんなにも日本音楽に
違和感を感じてしまうのはどうしてなのか?」
など、
私の知りたかったことの
ほぼ全てがわかりやすく書かれていた。
すっかり興奮した私は
興味のある部分をノートに書き出してまとめ、
さらに ウィキペディアと YouTubeで確認しつつ
全邦楽体系図 なるものを
夜中の3時までかかって作り上げるという、
自分でも何でそこまでやるのかわからない
ナゾの衝動に突き動かされた数日間を過ごした。