駐日ポーランド共和国大使館で開催された、

北見工業大学 准教授のミハウ・プタシンスキ氏と、

同大学博士後期課程のカロル・ノヴァコフスキ氏の講演会に、

お誘いいただいて 行って参りました。

 

 

 

消えゆく言語を保存して後世に残す、

というのが彼らの持つ大きなテーマであり、

 

それに対して、

今までは人力(手作業)でやっていたことを

今度はコンピューターを使ってやる、

という研究をしている方たちです。

 

 

 

彼らは、数十年以内に完全消滅する恐れのある

言語のひとつとされている「アイヌ語」の保存と、

アイヌ語の研究者や教育者など、

 

専門家のための、

デジタル辞書を作る研究をされています。

 

 

 

講演の中でノヴァコフスキ氏は、

 

「ひとつの言語が消滅するということは、

例えば パリのルーブル美術館が破壊される、

その何十倍もの大変な損失である」

 

というような意味の例えを紹介されていました。

(少々うろ覚えですあせる

 

 

アイヌ語の勉強、がんばろう・・・!と思いました。。。

 

 

最新の技術で、

アイヌ語の保存に取り組む方たちのお話が聞けて、

とても興味深かったです。

 

 

 

 

それと、ポーランドとアイヌ文化の深い関係についても

さらに学ぶことができました!

 

 

 

「ポーランドの建国の父の

実の兄である ブロニスワフ・ピウスツキが

アイヌ文化の研究をし、

さらにアイヌ女性と結婚し、子供をもうけた以上、

 

全てのポーランド人にとって

アイヌ民族は家族のような存在なのだ!」

 

と教授がお話してくださったのが、

とても印象的でした。

 

 

教授の、ポーランドとアイヌ民族への

深い絆と愛情を感じました。

 

 

日本とポーランド、そしてアイヌとの、

深いご縁を感じることができた一日でした。