尊敬する鈴木三月(やよい)さんが書かれた「高田賢三と私」を読みました。



「華やかじゃなければ人生じゃない」という賢三さんの言葉通りに、賢三さんの夢がいっぱい詰まった本です。
そして、常に賢三さんに寄り添い続けた三月さんの温かい言葉が、私たちもその場にいるかのように追体験させてくれます。

その華やかさは、世界的なデザイナーとしてのワクワクするような心躍るライフスタイルもさることながら、常に周りを楽しませたいと気を配る賢三さんご自身から放たれるオーラでもあると感じました。

読んでいて、思わず声を上げて笑ってしまう場面もあり、本当に楽しいお茶目な方だったんだなとわかります。

また、大切な方を立て続けに亡くされた場面では、思わず涙がこぼれました。

そして、80歳を過ぎても、新しいチャレンジに向かうエネルギー、「美しいものを創りたい」という情熱には、ファッションに携わる者として、強烈にインスパイアされます。

高田賢三という日本の宝とも言うべき人物が残した足跡を、本という形にしてシェアしてくださり、感謝です。

文章もきれいな日本語で書かれていて、とても読みやすいです。
錚々たる方々とお仕事をされてきた三月さんの手腕とお人柄が偲ばれます。

たくさんの方に読んでいただきたいです。






三月さん、今度お会いする時に、サインください✨
お願いします🙏