自分らしさは、個性に基づいていると思うのですが、
そもそも個性とはなんでしょう?
辞書を引くと、
「個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。」
とあります。
要するに、他とは違っている特性ということでしょうか。
生物学的には、遺伝子レベルのクローンでもない限り違っています。
育つ環境などいろいろな要因で、習慣から人格が形成されていくと思います。
なので、みな違っていて当たり前というか当然ですよね。
なのに、個性的な人とそうでない人がいるのは何故でしょう?
その特性が際立っているか否か、ということなんです。
「個性的」という場合、必ずなにかが際立っているはずです。
そう、自分の特性を際立たせる=人に認知されるレベルに引き上げる、
これが「個性を磨く」ということだと思います。
この特性は、身体的なことかもしれないし、考え方や嗜好、趣味についてかもしれません。
あらゆるものが特性になりうると思います。
それがポジティブなものとして、人に認知されると個性、ひいては自分らしさになっていくと思います。
宝石も磨かなければ、ただの石です。
完璧に見えるスーパーモデルも、キャリアを重ねるうち努力とともに磨かれ、創られていきます。そうでなければ、ただきれいな背の高い人というだけで、あれだけのオーラはありません。
個性=自分らしさは磨いて創るもの。
特性を持っていても、何もしなければそのままです。
では、どうすればいいの?
まずは、自分の特性を知ることからです。
これは、身体的なことでも、趣味に関することでもなんでもOKです。
また、自分の好きなもの、興味のあるものを洗い出します。
その中で、他の人よりも強い思い入れのあるものをアピールしていくと良いと思います。
私の場合、身体的には背が低い、小柄というのがありました。
そして、美しいもの、ファッション、音楽に突出して興味がありました。
背の低さをファッションでカバーしようと研究した結果、それほど気にならなくなっただけでなく、それを仕事とすることにもなりました。
また、小柄であることにもメリットがあります。いくつになっても若く見えるみたいですよ。
今では年齢不詳と言われ、実年齢を言うとビックリされます。(笑)
もし、今の自分には個性が欠けているかも、と思われるなら、
まずは、自分の特性を、好きなものや興味のあるものをぜひ洗い出してみてください。
きっと、なにか見えてくると思います。
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