あなたはファッション雑誌をよく読みますか?

 

 

「はい」と答えた方は、今日のお話はスルーでも構わないかもしれません。

 

 

ほとんど読まないという方は、ちょっと耳を傾けていただけたらと思います。

 

 

このお仕事をするようになって、

一般の方(ファッション業界外の方)が、全くと言っていいほどファッション雑誌を読まない、そう知った時は衝撃でした。

読むとしても、美容院に行った時にそこに置いてある雑誌を読むくらい。

そんな感じです。

 

「雑誌が売れない」とは聞いていましたが、それもそのはずと納得したものです。

 

ファッション雑誌を読まないということは、ファッションには興味がないということですよね。

そういう方におすすめしたいファッション雑誌の読み方、使い方をお話したいと思います。

 

 

まずは一冊をざっと通して見てください。

そうすると、なんとなくですが、こういうデザインの、こういう着こなしが多いな、流行ってるのかな、といった傾向のようなものに気づいていただけるのではないかと思います。

それがいわゆるトレンドです。

 

これをなんとなくでいいので、感じておいていただくと、お洋服を買うときに必ず役に立ちます。

 

そしてここからが重要な点です。

 

こういうものが流行ってるのかなあ、

私はこれが好きだなあ、

 

そう思うアイテム、ブランド名、そして価格をチェックするようにしていただきたいんです。

 

この価格帯が、いつも自分が買っているお洋服の価格帯とそれほど変わらないという方は、そのままシフトすることが容易です。

 

自分が買っているものよりも安い場合は問題ないと思いますが、高い場合は調整していく必要があります。

 

まず、自分の好きなものが世間的に受け入れられている、良しとされるレベルは、これぐらいの価格なんだなということを認識していただきたいんです。

 

雑誌には、素材までは書かれていないので、時間をみつけて、そのブランドのショップを訪れて、触ってみてください。できれば試着して、着心地や肌触り、サイズ感なども自分の感覚で確かめてください。

 

慣れない方にはとても面倒に思われるかもしれないんですが、こうしたウィンドウ・ショッピングを繰り返していくうちに、

どんなデザインの

どんな素材のものが

価格はいくらくらい

という情報が自分の中にインプットされて、データベースのように蓄積されていくんですね。

 

その蓄積が、自分のセンスを創り上げるんです。

 

そうなれば、少し安価なもので、そこそこ良いものをうまく探せるようにもなり、セール買いでも失敗がなくなってきます。

 

何より自分のライフスタイルに合うデザイン、素材、価格帯、そういったものがわかるようになってきます。

 

この感覚さえ身についてしまえば、自分で無理なくお洋服選びもできますし、

ショッピングが楽しくなると思います。

 

もうひとつ、ぜひおすすめしたい雑誌の利用法があります。

 

自分が気になったアイテム、好きなアイテムの写真をどんどん切り抜いて、

それを一枚の紙もしくはボードに貼ってコラージュを作ってみることです。

(業界では、こうしたコラージュをイメージマップと呼んでいます。)

 

それを眺めて、どこか違和感のあるもの、センスが違うものを外していく。

そうすると段々自分が本当に好きなもの、気に入ったスタイルが浮かび上がってきます。

 

これを繰り返すうちに、自分のコアになるエッセンスが出来上がって、どんどん磨かれていくんですね。

 

洋服に限らず、インテリア、料理、風景など、様々なお気に入り写真でイメージマップを作ってみると、自分の志向、見えなかった欲求のようなものが見えてくると思います。

 

まずは雑誌を一冊購入して、どんどん切り抜いて作ってみてください。

 

雑誌を読み慣れない方は、こちらのサイトを参照してみてください。

いろいろな雑誌が検索できて便利です。

 

ファッション雑誌ガイド:女性誌男性誌

(サイト上の雑誌名をクリックすると詳細が見れます。)

 

 

やってみると意外と楽しいですよ。

ぜひファッション雑誌を使い倒してください。

 

 

 

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

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またご相談などありましたら、お気軽にお寄せください。

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