病気を告知されてから一度も自分の病気を調べずにきて、癌という情報は(いい情報以外)ずっとシャットダウンしてきた。


それで良かった部分もあれば、知らない事も多かった。


自分がステージ4ということも、審査腹腔鏡手術で腹膜播種が消えてた結果を聞いた時に初めて知った💦


きっと転移してた時に先生は説明してくれたんだと思うけど、初めはもう、混乱してたり辛い現実を受け付けないようにしてたのかもしれない。


改めて自分がステージ4という病気になったとわかりここへきて怖さが増した。


手術は答えが出てるようで、最後の最後まで足掻きたい気持ちがあるのも本音。


手術以外の助かる道があるなら、もうこの時点で先生が教えてくれているはず。



全摘以外の道。


次の病院の予約は数日後に麻酔科への予約が入ってる。←先生も看護師さんも段取りはしてくれてる。


その数日の間、何ができるか。


正直、がんセンターなど大きな病院へいって専門の先生の意見を聞いてみたい気もしたけど、


大学の病院の先生(今の外科の主治医)でも胃全摘以外の道があるなら僕が聞いてみたいよ。と言っていたし、せっかく良くなってきてるのに、また時間を費やして治療を止めるのも怖かった。←もう答え決まってるやんショボーン



でも、でも、、、、前向きに挑みたかった。取ってしまってから後悔はしたくないし、



自然とこんな気持ちも湧いてきてた。



両親からもらった大切な身体の一部を失いたくない


これは、本当に心から自然と出てきた気持ちだった。


へんなスピリチュアル的なのじゃなくて、色々半生を振り返ったりして、やっぱり両親から大事に育てられたのは事実だから、


身体の一部がなくなるかと思うと、辛かった。



じゃぁ、ピアス開けたり、暴飲暴食してたのはなんやったんや笑笑笑


都合いいか笑




ギリギリまで納得したくて、まずお父さんにもちゃんと説明した。反対されたままは嫌だったし。


改めて今の状態と置いておくリスクと、取った後のことと。


お父さんも、黙って聞いてくれて、


「可哀想やな。そうか。大丈夫や。大丈夫。お父さんの知り合いの人も胃を取った人いるけど、元気にしてる人いるわ。大丈夫や。神さんもついててくれる。必ず守ってくれるから。ゆっくり食べたりしたら大丈夫やから。」


うーんと唸りながらも、最後には応援してくれた。


そして、


「まだまだ⚪︎⚪︎ちゃん(孫)を育てないとあかんし、成長を見なあかんやろ」


と言ってくれた悲しい


お父さんは、いつもそうだった。


いつも絶対見方してくれてた。


泣けた。



お母さんにも電話でごめんねと伝えた。


お母さんも、「絶対大丈夫!!!絶対よくなるよ!!!」


と言ってくれた。