2021年11月16日
1年と少し前なのに、ずいぶん前のようなでもこないだのような、、、変な感覚です
大学病院2回目。この日は朝から予定してた胃カメラをしました。クリニックと同じで安静剤を使っての眠った状態での胃カメラ。
初めての胃カメラだったから少し心にも余裕が。
でも、意識が落ちる瞬間にカメラの管が喉を通り、それが痛くてうつらうつら痛い、、、っていう記憶が残りました。
そして目が覚めて、消化器内科の外来へ戻り診察待ち。たまたま旦那さんが在宅で仕事をしていて、連絡をとっていたら、「検査結果僕も聞きに行こうかな。」と急遽来てくれることになり、半休を取って来てくれました
ちょうど旦那さんが病院に到着して間もなく、私の番号が呼ばれました。
この時はなーーーーんにも心配とかなくて、きっと胃炎とかかなーとか。そのくらい。
先生👨⚕️「あ、旦那さんもいてるんだ、ちょうどよかった。」
私「はい、一応きてくれました、、、え、何何、よかったって、、、。」
先生👨⚕️「今日はお疲れ様でした。前回(前のクリニック)3箇所くらいの所を病理検査に出したんだけれど、今回は8箇所採取して、病理検査にかけたよ。
胃カメラで見て、ここの辺りが分厚くなっていて
まだ病理検査の結果は出てないんだけど、僕は8割位の確率で悪性だと思う。」
私「え?!?悪性?!それって癌ですか??!」
先生👨⚕️「はい。僕はかなりの確率でそう思います。」
私「え、え、先生ちょっと待ってください、、、待って、待って癌って、、、先生、私、私には、、4歳の娘がいます、、、、😭嘘だと言ってください、、、お願いします😭」
本当にドラマのようなこんな会話をしたように思います。
あまりにも衝撃で残酷で脳天を超どデカいハンマーで殴られたような、ショックで頭がついていかないとはこの事。でも、どこかで言葉の意味がわかって自然と涙が溢れ出てました。その時に思ったのは、娘がまだ小さいのにどうしよう。
でした。
先生の膝に泣き崩れ落ち、そんな私の背中を支えながら、旦那さんは少し冷静だったと思います。
旦那👨「先生、8割ということは、まだ確定じゃないってことですよね?」
先生👨⚕️「病理検査の結果が出てないので、悪性と断言できませんが、かなり高い確率で悪性だと僕は思います。ただ、この段階で前のクリニックの先生が疑ってここに紹介してくれた事はすごいんですよ。この段階だと普通はあまり疑わず胃薬を出して終わりなことが多いんですね。なのでかなり進行してからわかることもたくさんあります。
なので、この段階で発見できたことはよかったですよ。」
「ちなみに、前のクリニックの先生はこないだまで僕と一緒に仕事してた人なんですよ。だから、さっきも電話してて、よくこの段階で見つけてくれましたね。○○さんはこちらでちゃんと診ていきますねって言ってたんです。」
私「先生、悪性って、、癌って、、、私死ぬんですか??😭」
先生👨⚕️「これから詳しく検査していって、治療していきましょう。今日はせっかく旦那さんもいるから、このまま消化器外科の先生の所も行ってください。この先生は僕達チームで治療おこなってますが、消化器外科の先生中でもものすごい上手でいい先生だから安心してね。」
こんな会話をしながら、消化器内科をあとにしました。
泣きながら震える私を、肩をさすってくれる旦那さん。
声を色々かけてくれたけど、全然頭に入ってこなかった。
あたまが真っ白ってこの事。
頭の中で、嘘や。絶対何かの間違い。8割って言われたけど2割の方だわ。きっと。癌か、、、癌なんてドラマの世界でしか知らない。癌って死んじゃうよな、、、死ぬって、、
こんなまとまらない気持ちがぐちゃぐちゃに頭を巡ってました。