こんにちは

emuです




よく知るその家族は

どこへ出掛ける時も

一家総出で出掛けていました




お父さんも息子達も

お母さんや娘達の長い買い物に文句も言わず

そこら辺で時間を潰しながら

待ってくれていました



用事があっても無くても

必ず全員で付いて行く

そんな家族でした



ちょうど長男を妊娠中で

そんな家族を見ていて

『あぁ、今どきの家庭ってこうなんだ』

『うちもああなるんだ』と

信じて疑いませんでした





そして今


私の家族は

ほとんど一緒に出掛けません

アレ?




最初は長男がひとりで

留守番出来るようになった時に

付いて来なくなりました



そのうち次女も

じゃあ一緒に留守番すると言い出し…



お出掛け好きの長女だけが最後まで

一緒に出掛けていましたが

友達と行けるようになると

それも無くなりました



今では個別に

何か私に買ってもらう物がある時だけ

一緒に買い物に行くように私は財布





最初の頃は

「いやいや、みんなで行こうよ!」と

付いて来ない子供を無理やり

連れて行こうとしたりしていました




それが家族でしょ?って

みんなで居るのが当たり前でしょ?って





ある時ふと

そういえば実家家族も

そんなことひとつもしなかったことを

思い出しました




それに何より

ひとりで出掛ける方が好き

だったことに気付いたんです




そんな自分の子だもの

仕方ないよね~と思えるようになると

気兼ねなく

ひとりで出掛けられるようになりました





自分の中に勝手に作られていた

理想、『当たり前』、あるべき姿




結局縛られて苦しいのは自分

少しずつ外して行って

楽に生きられるようになりたいなぁと

今日も留守番を置いて出掛けながら

思いました