ようやく雛人形飾りましたよ〜キラキラ








玄関にもキラキラ







うちの雛人形は全て10年前に亡くなった母が買ってくれたもの。




うちの母は本当にいいものが好きな人で、父が商売をしてて質素倹約をしてきた反面、色々な意味で生活に色をつけてくれる人でしたおねがい





自ら刺繍をして娘達にそれぞれお嫁入り道具としてタンスを作ってくれたり







タンスの上の絵もそう。



掛け軸を刺繍で作ってくれたりもした。








そういえばこの雛人形。
男の子がいるんだよなぁ。




母が昔
「あんたのとこにも男の子ぎ生まれたら男の子の雛人形をあげるわ」
って言ってたけど、あれはどうなった?




と言う前に母は亡くなってしまった。





むかーし昔、家業をしていた実家は跡取りに男の子を強く臨んでた。





でもそんな実家に生まれたのは
女、女、女と女の子ばかり。
ようやくその後に男の子がうまれて、
男の子一人じゃかわいそうだからとその後に生まれたのが私。



「また女の子か。。。」
と父はとっても寂しそうだったらしい。




そんな風に女の子ばかりを生んで、とっても肩身の狭い思いをした母は、私に長女次女が生まれてきっと肩身の狭い思いをしてるんだろうと思ってた。




そんな時代じゃないのにね。




それでいつも私の事を心配してた。




そして母が亡くなった一年後に生まれた長男。




なんかね。
全然違うと思うけど、
なんか長男も母からの贈り物の様な気がしてます。





そんな母ですが、
服装もオシャレな人で、
近所のスーパーに行くにもキッチリとした格好で出かける、
人に弱いところを見せることは決してない、
プライドの高い人でした。
それが時には良くもあり、
気難しくもあり。。。




明日は母の命日です。




そんなことを考えつつ、今日は
母の面影の残る和室で、
母が買ってくれた雛人形を飾りつつ、
思いを馳せるペンちゃんなのでした。