ものづくりに携わっている職人であれば、「出来るだけ良いものを作って、お客様に納めてい」と思うに違いない。
私たちも常にそれを目標に仕事をしています。
ただひたすらに、最高の仕上がりを求めて手を動かす。
うちの親方はじめ職人たちを見ていると、きっとこの人たちに「満足」という言葉はないのだろうと思うくらいです。
今日も染め上がりの出来に頭を悩ませ、どうすれば、より奇麗な仕上がりになるのか試行錯誤しておりました。
良いものを作りたい一心で職人同士の意見が、ぶつかることもあります。
一見すると良いものでも、「一人の職人がこれは駄目なんじゃない？」と言えば、やり直しになる。当然その仕事に手を掛けていた職人は「自分のせいだ」と思いますよね。
そんな中、私より若い職人がこう言いました。
「誰も○○さん（職人さん）の事を責めてませんよ。みんな良いものを作る為に一生懸命なんです。『○○さんと一緒に良いものを作りたい』ただそれだけ。
誰も○○さんのこと責めてませんから。いいものつくりましょう！」
このやりとりを側で聞いていた私は、感動で泣きそうになりました。
私も皆に負けない様に、いいもの作るぞぉ～～～～！
京屋染物店
半纏、浴衣、のれん、旗、幕、のぼり、風呂敷など。
1枚から職人が責任を持って大切に染めます
全日本祭り馬鹿グルッぽ
祭太郎商店
祭り用品の専門店。鯉口、股引、腹掛、足袋、雪駄など。