今回は、私が提唱する「ねじれ筋のばし」で
実際に伸ばしていく筋肉「ねじれ筋」について
わかりやすく解説していきたいと思います。
まずは「ねじれ筋のばし」を知らない方のために、
簡単に説明しますね。
ねじれ筋のばしとは・・・
インナーマッスルに多く存在する
脂肪と糖を消費させてエネルギー製造機
「ミトコンドリア」を増やして、無理な食事制限やトレーニングを行わずに無理なく痩せようと考えられた1分でできるエクササイズです。
でも、ただ漠然とねじれ筋のばしや、トレーニングを行うのではなく「今どこが鍛えられているのか?」を意識してすることでその効果が高まりますよ。
ねじれ筋について、できるだけわかりやすい言葉でお伝えしていきますので、しっかりと見ていきましょうね♪
早速ですが、ねじれ筋とはその名の通り「ねじれた筋肉」のことです。
主に、背中、お腹、腰回り、足回りにある7つの筋肉(インナーマッスル)を指します。
■背中のねじれ筋
①菱形筋
■お腹のねじれ筋
②腹横筋
■腰回りのねじれ筋
③大腰筋
■足回りのねじれ筋
④内転筋
⑤半腱様筋
⑥半膜様筋
⑦ヒラメ筋
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■背中のねじれ筋
まず背中にあるねじれ筋の「菱形筋(りょうけいきん)」ですが、こちらは脊椎から肩甲骨にかけてつながっていて、肩甲骨を後ろにひっぱる時に動く筋肉です。
この菱形筋を鍛えることで肩甲骨の動きがスムーズになり、姿勢改善や呼吸のしやすさにつながるといわれています。
背中のねじれ筋のばしをすることで、より効果的に背中や胸の筋肉を使えるようになり、その結果として二の腕が引き締まり、腕やせに期待できます。
■お腹のねじれ筋
お腹のねじれ筋「腹横筋(ふくおうきん)」は腹筋の中でも一番深い位置にある筋肉で、深く呼吸をする時に働きます。
腹横筋を鍛えることで身体の安定感を高めたり、腰痛の予防にもつながるといわれています。
お腹のねじれ筋のばしをすることで、背骨の可動域が広がり姿勢の改善や腰痛予防につながります。
また、たるんだお腹がすっきりとし、美しいくびれを作ることにも期待ができます。
腰回りのねじれ筋「大腰筋(だいようきん)」とは骨格の中で一番長い大腿骨と背骨を繋いでいる筋肉です。
人間が歩いたり直立している時に活躍する筋肉ですので、日常生活をする上でとても重要な筋肉といえます。
ここを鍛えることで腹横筋と同じく腰痛の予防につながるといわれています。
腰回りのねじれ筋のばしをすることで、大腰筋がしっかりと伸びて腰痛の予防、ウエスト痩せやくびれ作りに効果的です。
■脚まわりのねじれ筋
脚回りには4つのねじれ筋があります。
それぞれ見ていきましょう。
まず1つめの「内転筋(ないてんきん)」は、うちももにある筋肉です。
その名通り足を内転(内側に閉じる)させたり閉めたりする時に働く筋肉となっており、この内転筋を鍛えることで下半身や骨盤を安定させることができるといわれています。
2つめの「半腱様筋(はんけんようきん)」は大腿部の後ろ側、股関節と膝関節にまたがる筋肉でいわゆる「ももうら」です。
大腿二頭筋(だいたいきとうきん)と次に紹介する半膜様筋(はんまくようきん)と合わせてハムストリング筋と呼ばれていて、もしかするとこの呼び名なら聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
膝を曲げるときや伸ばす時に活躍する筋肉です。
3つめの「半膜様筋(はんまくようきん)」は先ほどの半腱様筋と同じくハムストリングを構成する筋肉です。
半腱様筋に覆われるような形で存在していて、特に膝関節を曲げる時に活躍します。
ハムストリングを鍛えることで下半身が安定し、足が引き締まってヒップアップの効果があるといわれています。
脚回りのねじれ筋の最後の4つめがヒラメ筋です。
ヒラメ筋はふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)という大きな筋肉に覆われており、その内側深くにある筋肉です。
つま先で立ったり、歩く時、走る時に地面をける動作をする時に活躍します。
このヒラメ筋は下半身の中で最も強い筋肉であり、ヒラメ筋を鍛えることで立っている時の疲労度が抑えられ、長時間の立ち仕事などが楽になるといわれています。
またランニングや、マラソン、足を使うスポーツなどをする人にとっては特にヒラメ筋はとても重要な筋肉となっています。
脚回りのねじれ筋のばしをすることで、足の裏側の筋肉がしっかりと伸びて血行の改善につながり、むくみを解消するなどの効果が期待できます。
また、足の筋肉の正しい使い方ができるようになってくるので、太ももやお尻のシェイプアップにも役立ちます。
以上7つのねじれ筋について紹介してきました。
今回お伝えしてきた7つのねじれ筋を意識しながら「1分ねじれ筋のばし」をしていくと、より効果的なエクササイズができます♪ねじれ筋のばしはとても簡単で、運動が苦手な方でも続けやすくまた年齢も問いませんので、続けることでやせ体質を目指しましょう。
その際はぜひ「どこのねじれ筋に効いているのか」を意識しながらやってみてくださいね。
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