広重は、江戸定火消し同心の安藤家生まれた。家督を継ぎ、日火消しをしながら浮世絵を描いた。中之島香雪美術館「北斎と広重」では、「安藤家由緒書」「安藤家親類書」が展示され、安藤徳太郎(広重)10歳頃描いた「三保松原図」も展示。

北斎と広重を中心に展示しているが、北斎では「浮世絵忠臣蔵」「北斎漫画」「富嶽三十六景」、広重では「東海道五十三次」「江戸近郊八景」「忠臣蔵」「名所江戸百景」が展示されていた。

前期と後期では大幅な展示替えがあるので、後期もぜひ見に行きたい。

【美術検定解答】広重のブルーは、当時ヨーロッパから輸入された合成顔料である「ベロ藍」(「ベルリン藍」)である。

ドラマでは、歌川広重(阿部サダヲ)、妻・加代(優香)、葛飾北斎(長塚京三)、歌川国貞(吹越満)、版元・保栄堂の主人・竹内孫八(髙嶋政伸)が出演。