Viewpointがツイッターを開始していた。統一教会の保守系オピニオン雑誌

知っていてフォローする分には問題ないでしょうが、知らないならば知っておいたほうが良いので取り上げました。

統一教会は、韓国の「反共産主義」の宗教団体で、韓国政府とも関係の深いカルト教団です。

統一教会は、教祖が結婚相手を決める「合同結婚式」を主催し、1992年に桜田淳子がこれに参加したことから、日本でも有名になりました。
過去、日本からは6,500人の女性が韓国に渡っています。
・自分の意思で結婚相手を決めるわけではないこと、
・韓国に渡った女性のほとんどが奴隷のような生活を強いられていること
などから、統一教会の反社会性が取り沙汰されました。

しかし「反共産主義」であることから、統一教会の政治的な発言内容は保守色の強いものとなっています。統一教会から発行されている新聞や雑誌には、論理性も説得力も兼ね備えた記事が多く、情報源としては一定の価値を認めることができます。

Viewpointは、世界日報、世界新報などと共に統一教会が発行しているもので、政治色の強い雑誌です。
日本の国会議員だけでなく、都道府県や市町村の地方議員にも無料で配布されており、議員が申し込まなくても自動的に議員事務所に送られて来ます。

問題は「反日かどうか」というところですが、少なくとも今現在は、反日色はほとんどありません
韓国で沸騰した話題に関しては、韓国の世論に引きずられて反日的な内容の記事が出ることもありますが、全体から見れば僅(わず)かです。

朝日新聞などは9割方が反日記事、NHKも基本的に反日姿勢であることに比較すれば、断然「まし」であると言えます。皮肉な現状ですね(苦笑)。

Viewpointに、韓国という国家を批判する記事は掲載されませんし、日韓友好を目指している側面はあります。

私達一般の日本人にとっては、主催団体およびその方向性を知った上で情報源として慎重に利用するならば、問題はないかと思います。しかし知らずに不用意に関わることは、避けたほうが良いでしょう。

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