東京交響楽団第719回定期演奏会をサントリーホールで聴く。
指揮/サカリ・オラモ
ソプラノ/アヌ・コムシ
曲目
ラウタヴァーラ: カントゥス・アルクティクス (鳥とオーケストラのための協奏曲) op.61
サーリアホ:サーリコスキ歌曲集(管弦楽版)<日本初演>
シベリウス:交響詩「ルオンノタル 」op.70
ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 op.88
休憩は2曲目の後。
中2曲にソプラノ独唱が入る。
いつも熱い東響だが、今日は一層熱かった。なのに演奏はいたってクール。
ドヴォルザーク以外はフィンランドの作曲家。
1曲目は実録の鳥の声との協奏曲。熱帯雨林の鳥にも思えるが、冷たい空気を感じる。
ソプラノは奥深い声が良い。シベリウスは佳曲だ。
ドヴォルザークはフレージングやテンポの揺らし方が面白い。サラっとセンスがある。