サントリーホールでNHK交響楽団第1999回定期演奏会の2日目。
 
ハイドン/交響曲 第100番 ト長調 Hob.I-100 「軍隊」
リスト/ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
レーガー/モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 作品132
指揮 : ファビオ・ルイージ
ピアノ : アリス・紗良・オット
 
今日は、首席が1名しかいないオーボエとホルンに客演が。
ホルンは東響の上間氏。安定していた。
オーボエは知らない方だが、身体を揺らしてよく歌う。
 
ハイドンはやはり良い。聞いていて楽しい。
14型でメリハリある演奏。

続くリストが堂々として素晴らしかった。
オットのクリアだがスケール感あるピアノと、ハーモニーがピタっとあったオケ。
竹島さんのトライアングルもクリアでチャラチャラしていない。
アンコールに際して、オットは日本語で挨拶。
母親が日本人だが、こんな流暢に話すんだと。
リストは20分の短い曲だが、弾く音が多い。
アンコールは少ない音の曲をやると。
エストニアのアルヴォ・ペルト作曲のアリーナのために。 
 
レーガーは古くから、レコードやCDで聴いたが今ひとつ馴染まない。
生では初めてだが、やはり渋いと言うか地味。
演奏は立派なのかもしれないが。
お客の退出の早さと言ったら。
会場が湧かないメインだった。