「夜と霧」

アウシュビッツでの体験談です。

医師でもある著者が生き延びるために色々な苦労や悩みが書かれてます。

心理的に絶望しないように色々考え行動する。

暗い内容なので読んでて辛いですが最後は救われるのでそこはいい。

でも助かった人の中には解放されてすぐに盗みを働いたりする場面もあって人間の性を考えさせられます。

極限状態で人間はどう行動するのか。

希望をもっていれば行動も変わりゆくゆくいい方向に行くのかなと漠然と思いました。

心理学的に著者は色々工夫してるのも勉強になります。

これ読めばまだまだ自分は絶望するほどひどい境遇ではないのかなと思い直すでしょう。

生きることは辛いことばかりだけどこれ読めば少なくとも人生を悲観するのではなくいい面を見て生きるべきだなと思い直すでしょう。

戦争は人間の理性や道徳も打ち砕くのかなって思ってしまう。

やっぱり平和が一番ですね。

 

 

80年代の青春の洋楽。

TOTO「AFRICA」