子の曰く、古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす。

(先生が言われた「昔の学んだ人は自分の修養の為にした。

このごろの学ぶ人は人に知られたいためにする」)

 

2500年前の人でさえこんな人がいる。

今も昔も人間は心の方はちっとも進歩してない。

でも僕も読書の勲章として読んだ本が溜まっていく過程を楽しんでたのは否めない。

教養を高めるために読書の習慣を身につけるつもりがだんだん書籍が増えていくのが楽しくなってしまった。

愚かですなぁ。

金が勿体ない。

岩波文庫だけで350タイトル以上読んだよ。

プルーストの失われた時を求めてはきつかった。

長編で読みやすかったのはドン・キホーテですね。

あとは風と共に去りぬもサクサク読めました。

他はあまり印象に残ってない。

読書を楽しむのがいつの間にか読書量を競う感じになってしまって。

反省して今は再読する本は精読してます。

じっくり味わって本を読もうかなと。

金もないですしね。

勉強は自分のためにするものだけど今は学歴や就職に有利になるためにやる人が多い。

自分のためだといっても本当に自分の人間性の向上のためにやるには何を勉強すればいいか。

読書も人の生き方や伝記なんかは役に立ちそうだけれども大体読んで満足するだけで終ってしまう。

どうやったら読んだ内容を実生活に生かすか難しい。

普段から意識して生き方をブレないように気を付けるしかないかな。

他人に対しては誠実に接し時間を大切にして怠惰にならないようにし、常に高い目標を設定して努力する。

これくらいしか思い浮かばない。

信仰は勉強とは違う気がするので参考程度に知識として入れておくくらいかな。

まずは心の中から負の感情を抱かないで出さないと。

いい習慣のためにいい言葉と心が清くなる生活をしましょうかね。

 

でわでわ。