「千一夜物語」
アラジンと魔法のランプや魔法の絨毯などが有名ですね。
でも元の本には載ってなかったそうです。
千一夜の物語にするために付け加えた話だそうです。
これは王が妃が不倫するのを知って精神が狂い処女の女性を捕まえては殺すようになってしまいそれを止めさせるためにある女の姉妹が王のものとに赴き夜な夜な面白い話をさせていいところで中断し続きは明日の夜にという風にさせたという。
王は話が気になって殺すのはやめて話を聞くために次々と話をせがみます。
結果最後はハッピーエンドで王の精神もまともになりという話。
それにしても千一の話をまとめてるので話が長いですが内容は面白いのでさして苦ではなかったですね。
まだプルーストの「失われた時を求めて」の方が辛かったです。
人の心を癒すのはやっぱり真心ですね。
人の不幸を笑う人が平和な日本でもいじめという問題で大きくなってますが日本は素敵な国だとはまだまだ遠いなと思います。
こんな状態では聖人はまだしばらく現れないでしょうし出たとしても人の心が荒んでいて話すら聞かないでしょう。
話はみんな面白いので飽きることなく読めると思います。
メタリカの名曲。
日本のBABY METALの曲でONEというのがありますがメタリカを意識して作ったと確か聞いた思い出があります。