ごみ捨て、掃除、蛍光灯の取り換え、照明オンオフetc...。
会社では様々な雑用が発生します。
「雑用は新人がやるべきだ。」
という考え方が主流かと思います。
この考え方が正しいのか、いろいろな角度から考察してみましょう。
①合理性の観点から
雑用が業務中に発生する場合、より仕事の遅い人間がやるのが合理的です。
なぜなら、機会費用が安く済むからです。
Aさん・・・1時間で200の仕事をこなす
→1時間雑用した場合、機会費用“200”
Bさん・・・1時間で100の仕事をこなす
→1時間雑用した場合、機会費用“100”
このように、仕事の遅い人が雑用をしたほうが機会費用が安く済みます。
では、会社において最も仕事が遅いのは誰でしょうか。
新人です。(例外はありますが、、、)
②道徳の観点から
日本では儒教の考えが定着しており、目上の者を敬うことが道徳のひとつと考えられています。
この考えを否定する材料が特に見当たりません。
③打算的な観点から
世の中には、「雑用は新人がやるべき」と考える人が大半です。
この風潮に逆らってまで、雑用を拒否するメリットはありません。
進んで雑用をやれば、印象や評価も良くなるでしょう。
以上、3つの観点から雑用は新人がやるべきかを考えてみました。
私個人の感覚ですと、色々なことに気づいて進んで雑用をする人は、業務においても同じように良い仕事をします。
逆に、気づけない・進んでやらない人は、業務においても同じような姿勢であり、評価が低いです。
細かいことに気を配り、主体的に行動できる人間になりたいですね。