色々やっているうちに見つけた結び方

『人入り結び』

★去年、大阪梅田の阪急で行われた『プレイキモノ2017』会場で、きくちいまさんにお会いして、その時に「良いですね。粋だ」と言われたんですよ、これ。いまさん、覚えてらっしゃるかしら。その時に何人かの人にYoutubeにアップしますと言いながらできていなくて(だいたい出会う人ごとにそう言っている)、今回、ここで紹介させていただきますね。

★安い半幅帯で色々楽しみたいと、いろいろな結びを考案しましたが、これが一番の気に入りです。

★昔からの様々な形や方法を駆使して(!)こうなりましたから、先人の知恵のおかげ。でも、結び手順は私のオリジナルです。

★たれを長く結べばお尻がかくれるのが一番の美点で、それは、友人一同、同感だそうです。

画像が多くなりますので、2日に分けて説明します。もしお好みに合いましたら試してみて下さい。

 

 ↓ 目指す完成形 あつみの『人入り結び』

    帯締めは無い場合もあります。

名前は私が付けました

関東巻と関西巻では『人』という字になったり『入』という字になったりするので、この名にしました。大阪人なので「人が入って商売繁盛 大入り満員」に掛けています。

写真を撮るためにササッと着たので着方は不問に・・。

 

手順

人入り1普通に巻きます

 

人入り2手が下になるよう一結び

人入り3

↑手先を上から差し入れて下に出し、反対側に(写真では右から左へ)引っ張る。 この結びのすべての秘密はこれです。

「なーんだ」と言うけれど、なかなか誰も見破れない。着付けプロの方も。 で、お教えしました。

人入り4 結び目を隠してきれいに整える

 

人入り5 たれ先を下に

 

人入り6 下から上に1回巻き上げる

 

人入り7 たれ先を開く

 

人入り8

↑ ここが山場! たれ先を少し残しながら、下へ向けて差し入れていく。

人入り9 下からも引っ張りながら・・・

人入り10 左右の長さを同じにする

 

人入り11

↑ このへん、やや慣れが必要。内に折ったり・・・・

 

人入り12

↑ 外に折ったりしながら、上に出る分を調整していく。これはその時々で臨機応変に考えてする。帯の長さにもよります。

 

人入り13

↑ クリップやら、洗濯ばさみやらで固定して・・・(下の伊達締めを一緒に挟まないように)・・・後ろへ回す。

 

人入り14 回した後に帯板を入れる

完成!

 

★明日は、帯締めのことや、その他のコツ、これだけではうまくいかない場合の問題の解決法などを載せたいです。

★今日はここまで。

 


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