先日、ふとテレビをつけたら、
「バッケンレコードを越えて」という番組をやっていて、見入ってしまった
金子祐介さんというスキーのジャンプ選手のドキュメンタリー
バッケンレコードとは、そのジャンプ台の最高記録のことで、
金子さんは、有名なジャンプ台のバッケンレコードを持つ、
将来を期待されたジャンパーで、オリンピックを目指していた
ところが、合宿先のフィンランドで、
ジャンプの最中に、空中で板が外れ、顔面から地面に墜落するという大事故に遭って
奇跡的に命は助かったものの、意識も戻らないまま日本に搬送
日本で、意識が戻っても、記憶が一部失われていて、
記憶喪失で、婚約者の名前もいえないほどだった
私がテレビをつけたときは、ちょうどその記憶喪失の頃のシーンで、
金子さんの顔は、皮膚の移植の跡だろうか、
顔の皮膚がつぎはぎだらけで、色もまだらで、視線もうつろ、
明らかに精神状態がおかしい人のように見えて、
失礼ながら、知的障がい者か、と思ったほどだった
その様子は、私の父がくも膜下で倒れ、手術後の頃と、よく似ていた
しかし、数ヶ月経って回復した映像が流れると、
皮膚は普通の肌になっていて、髪も生えてきて、
彼はものすごくかっこよくて、かなり見た目が素敵な方でした
そんな素敵な方が、あんな手術直後の様子だなんて、
きっと婚約者の方は本当につらかっただろうと思う
婚約者さんは、ものすごくきれいな方で、
回復後の彼と彼女は、美男美女だった
選手として、絶頂期で起きた事故
どんなに、つらかったことだろうか
2人の言葉のひとつひとつが、ものすごく心に残った
勇気付けられた人が、きっとたくさんいたと思う
特に、私がはっとしたのは、
あの事故で、奇跡的に助かって、今自分が生かされているのは、
なにかまだ使命があるからだと思う、という言葉
人生って、何が起こるか、本当に分からない
私は、起こることがなにか、ということよりも、
それで何を感じて何を学ぶか、が大事だと思っているけど、
こうも大きな事故だと、
そして、それが絶頂期にすべてを失うようなことだと、
「何を学ぶか」なんて言ってられないよ
受け入れることで精一杯だと思う
もう、ただただ、すごいとしか言いようがない
お幸せになってほしいと思う
さてさて、最近、横森理香さんの本を拝読し、
随分スピ的な人だと、初めて知った
それまでは、本のタイトルからして、
主張が強い女の人、という印象しかなかったのだけど…すみません

この↑筋腫の本も、読んでみると、
自分のネガティブな思いが原因で病気になっていたことに気づいた、という内容で、
スピ的な治療をいろいろ受けてらっしゃって、その体験記がすごく興味深かった
結局、手術をうけずに克服するのだけど…
イメージングとか、シャーリーマクレーンとかヒプノセラピーとかチャクラとか、
スピ用語がいろいろ出てきて、
しかもそれを実践なさっていて、本当に本当に面白かった!!
筋腫が不妊の原因か?と悩むのだけど、
自分の気持ちが原因と気づいて、
幸せを追求していって、あきらめた頃に自然妊娠して、
40歳で健康な赤ちゃんを出産なさってるのよね~勇気付けられます
医学書に左右されない、
ナチュラルで自分らしさを貫いたマタニティ生活と子育て、あこがれます…
こういう本が多数出てきて、著名人でも、スピ的生活を送っているのを見ると
しみじみ、私が子どもの頃の、
ただひたすら競争していて、経済的な裕福さがイコール幸せだった時代とは、
今はもう、価値観が変わってきているんだなぁとしみじみ思う
結局、
他人に優しくすること
穏やかな気持ちでいること
人をゆるすこと
清潔でいること(体も、心も、お部屋も)
が、大事な気がするわ…
ほんとは、それプラス食べ物も、自然食がいいらしいけど、
私はまだ、そこまでは凝れません