若い頃、
10代~20代前半くらいまで、
他人を見て、
顔がかわいいとかスタイルがいいとか
肌がきれいとか家柄がいいとか、
家が金持ちだとか、男受けがいいとか、
東大だとか、セレブ婚したとかを、
すごくうらやましく感じて、
自分と同じくうらやましいと思ってる、と思われる人と、
あの人いいよね~と、噂話をしたものだった
芸能人のスキャンダルをあれこれ言ったり、
読モの人では誰がかわいいか、あれこれ言い合ったりして
盛り上がってた
しかし、今では、そういう風には、人を見なくなった
人は人、と割り切れるようになったという意味では決してない
むしろ、結婚したとか子どもで来たと聞くとうらやましいを通り越して嫉妬することもある
そういう意味ではなくて、
うらやましいのはうらやましいんだけど、
結局、容姿とか頭とか家柄とか、そういうこと全部が、
生まれてくるときに、天から与えられたもののひとつであって、
与えられたものを活かして生きていくなかで、
自分がどう思うか、何を学ぶか、が人生なのではないか
と思うようになったということだ
容姿や生まれや金持ち度合いなど、
外から見て分かることだけでは、
うらやましいか、うらやましくないかは、判断できないから
与えられた人生を、
幸せだと思って生きるか、自分は不幸だ、とへこんで生きるか、
その人しか分からない
一度しかない人生、
他人をどうこう言う前に、
今自分が持っているもの(容姿とか能力とか)を活かして、
自分がどう生きるか、そのなかで何を学ぶか、を考えて生きたい
もちろん、
容姿も、お金も、頭脳も、仕事できっぷりも、
手に入れられるものなら手に入れたいとは思うけど。
望んでも手に入らないものは、ある。
手に入れようと努力するのも、
あきらめるのも、
他のもので補うのでも、
どれも間違いではないと私は思う。
肝心なのは、そこから何を学ぶか、だからね。