子どもの頃から考えることが癖で

自分の頭で考えたいから知識を得ることにも貪欲で

とにかくそうやってずーっと生きてきて

ふと思ったのはその生き方を変えていきたいということ。


考えるな、感じろ、という有名な言葉があり

まあそうだよなと思っていたのだけど

何で感じろなのかというと

考えていると、今、目の前で起こっていることに対する反射神経が鈍るからなんだなと。

考えている時、人は大抵、過去か未来にいる。

よく生きるために、反省と熟慮は必要だと思ってきたけれど、実はそんなに必要ないのかもしれない。

というか、時間をかければいいというものでは、全くないのかもしれない。


昨日読み終えた本に、50過ぎたら軽やかに生きたい、という言葉があった。

私は36だけど、若くなくなってきて、ああそうだなと素直に思った。

考える重さが、若い頃には必要であったと思う。

そうじゃなければ危なっかしい部分が私にもあったから。

でもこれからは違うかなと、もっと考える時間を減らして、余白を増やして、今に集中するように生きたい。


そんなことを春分の日に思った。