心の扉を開く/河合 隼雄



講演をまとめた本なので

わかりやすいはずなんだけど私には難しかった。

1回読んですぐ、もう1回読み直して

心理学用語を調べたりもしたんだけどわからなかった。。


でも、それだけ食い下がるっていうのは、やっぱり面白かったからなんです。

はっきりとはわからなくても、これは面白いっていう気持ちだけはずっとありました。


自分の心なのに

自分の知らない部分がある、しかも結構広くある、というのは

心理学の世界では当たり前のことなのかもしれないけれど

私には衝撃でした。

怖いな、とも思ったけれど、何かホッとしました。

変な話かもしれませんが

最近、自分の中にいろんな考えや気持ちが共存していることに疲れていたんです。

それで人を困惑させることも少なくなかったし。

でも、自分は自分の心のことを一部分しか知らないんだ、と思ったら、ちょっと腑に落ちました。



願わくば!

いつかアニマとアニムスの話をもう少し理解できるようになりたいです。。