京阪三条駅のコンコースに京野菜の直売店があります。
加茂なす、山科なす、万願寺とうがらし、九条葱などの京野菜だけではなく、トマトやきゅうりも売っていて、地産地消、旬の路地物販売ですから、ナカナカ美味しい。京都の野菜は水っぽくなくて、私はとても気に入っています。
おととい、コールラビという野菜をはじめて買いました。
原産地は地中海沿岸北部。明治時代にはもう日本に入っていたけれど全く普及しなかったらしい。
お味は「キャベツとブロッコリーの合わさった感じ」とお店の人。どんな味でしょう、想像が付かない。生食もできるそうです。
家でPCをググルと、けっこういろんなレシピが出ています。
まず、甘酢で、次にお味噌汁の具に。
うーん、「蕪」の味、ですね。
ちょっとがっかりしながら最後に作ったのが、一番上の写真、ポタージュ。
これが正解。コールラビを茹でて、茹で汁ごとミキサーにかけます。牛乳を加えた時点でお味見すると、さくさくした食感が。お味も野趣に富んでいて、なんともみずみずしい。
ポタージュですから、いつもなら炒めた玉葱やブイヨンを使うのですが、せっかくの素材の風味、食感を失いたくなかったので、市販のジャガイモスープを少しだけ加えて味の調整をしただけ。味の素、塩、こしょうだけでもよかったかも。
夏のスープ「ガスパチョ」も、ブイヨン無しで作りますからね。