去年の9月16日発行の京都大学新聞、日本のこれからの英語教育について書いてありました。その中で日本人の英語能力が低い理由として(赤線部分)


Ⅰ インドヨーロッパ語族の言語文化圏外におかれている日本は、英語習得には不利な立場


Ⅱ 欧米諸国による植民地の経験がある国と無い国とでは、

  経験のある国のほうが有利


と書いてありました。そう言われてしまうと、どうしようもないですね。


去年の4月から思うところあり、NHKの英語講座を聴いているのですがちょっと疲れてきました。もともと私には英語力など無かったんではないだろうか。

にしても、中学から10年間、英語にはそれなりの時間を掛けてきたはず。いったいあれは何だったんだろう。


でも、英語ができない、しゃべれないからといって、特段不自由したことがないのも事実です。国際都市を自負する神戸市のど真ん中、北野町の住民だったときさえも。

まあ、たいていの日本人はこんなもんでしょうと思っていたのですが、




これはnatureのサイト。先月末STAP細胞についての掲載がありました。ところがその中に使われた画像に不自然な点、またデータの不備などがあり、論文の著者小保方晴子さんに何度も問い合わせをしているのですが、彼女からはnatureに何の反応もない。切れたnatureは本来課金すれば読める論文を、無料で誰でも読めるよう公開に踏み切りました。


この件に関しては、小保方さんが所属する理化学研究所、母校の早稲田大学、はたまた留学先のハーバード大学まで「調査」に入り、現在結果待ちの状態。


インターネットでは「STAP細胞」の真偽について論議されていますが、特に2chの生物板ではその分野、理系の人たちがnatureの英語で書かれた論文を引用しで喧々諤々。皆さん英語できるんだあと驚きました。