ここ数日、京都も急に冷えてきました。体を温めるには、蒸し料理がおすすめ。

冷蔵庫にあった食材で、かぶら蒸しを作ってみました。




蕪から時計回りで、長いも、本しめじ、ゆりね、ぎんなん。お皿に乗っているのは貝柱、タラ、鯛。貝柱と鯛はお刺身の残り物です。

京都大黒天本しめじ、なかなか大きく立派なキノコでしょう。お味も、バターいためなどは特においしいですね。




蕪はおろした時にきめ細かいほうが良いので、本当は聖護院蕪を使いたかったのですが、手に入りませんでした。三条京阪駅に京野菜のお店があり、そこへも行きました。聖護院大根はあったのですが・・・。

蕪蒸しの具はなんといっても甘鯛。こちらも買えませんでした。聖護院蕪、甘鯛ともお値段のはる高級食材、まずは料亭のほうに行ってしまうのか?。

インターネットで作り方を検索すると、「蕪を泡立てた卵白と混ぜる時に、つくね芋を使ったらよい」という人もいたので長芋で代用しました。




下から、卵白に塩をいれて泡立てたもの。真ん中が蕪をすりおろしたもの。一番上が長芋をすりおろしたもの。この三つをザクッと交ぜ、器に盛られた具の上にかけ、蒸し器で10分蒸します。

上の銀餡は、だし汁1 しょうゆ0.5 みりん0.5の割合で。くず粉か片栗粉の水溶きでとろみを付ける。



この茶紫色の器。電子レンジで一人分のお米が焚ける優れもの。

これを使って「蒸し器なしでの蕪蒸し」も作ってみました。温度設定と時間が分からない。お米のときは170度で17分加熱です。


200度で10分加熱したら、回りが焦げてしまいました。焦げ臭い蕪蒸しは、ちょっと悲しい。横着せずに、蒸し料理はちゃんと蒸し器を使ったほうがいいのかと反省。

しかしこの器、ふたに穴が開いているでしょう。蒸し料理に向いていると思うんですね、もうちょっといろいろ試してみます。