天皇陛下が毎日唱えると言われる最高レベルのお祓いの言霊が

「とほかみえみため」と言われるものです。

短いですが、とてもパワーがあります。

 

祓い言葉の最高峰は「大祓い」ですが、とても長いです。

 

 

けれど「とほかみえみため」は簡単に覚えることができますね。

 

正式には

 

とほかみ ゑみため

寒言神尊(かんごんしんそん) 利根陀見(りこんだけん)

祓(はら)い給(たま)え 清(きよ)め給え

 

一行目を「天津祓」二行目を「国津祓」三行目を「蒼生祓」といって

「三種祓詞」と言われます。

 

吉田神道や伯家神道では2行目の寒言神尊・・・は省略されています。

 

江戸時代は「漢意(からごころ)」といって

中国風の物を止めて、日本風を大切にしようよ!という流れになっていました。

 

寒言・・の2行目は、「漢意」だから無くそうよ、という事になったそうです。

 

なので「とほかみえみため 祓い給え、清め給え」と唱えるだけで大丈夫です。

 

「とほかみえみため」の言霊のちから

それでは「二種祓」じゃないか??という話になりますが

「とほかみえみため」の中には「三種祓」であるヒントが隠れています。

 

どういうことかと言うと、「とほかみえみため」の「とほ」は刀

「かみ」は重母音化して「かがみ」(鏡)「ため」は「玉」・・

刀、鏡、玉の三種の神器が含まれているということで

「とほかみえみため」だけで「三種祓」というようになったそうです。

 

 

 

 

 

「言霊」は時空を超えた量子エネルギーであり

空間(現実)に働きかける力を持ったエネルギー

そして「必ず○○する」という適切に“意図”する働きがあるからこそ

量子場を形成し、十分なパワーを持っている場合には

量子飛躍(現実創造)を起こします。

 

ではなぜ言葉=言霊には力があるのでしょうか?

 

日本語は五十音で成り立っていますが、古代では

その一音一音に古事記に登場する神さまが宿っていると考えられていました。

 

この考えは日本特有のものでは無く、「新約聖書」にもこの様に記されています。

“はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった”

 

意識=言葉(言霊)=概念・信念=現実創造

神とは内に宿る意識=言葉に力が宿ると考えるのは

宇宙共通なのかもしれません。

 

言霊の力に話を戻すと、とほかみえみため、という言葉は

ひふみ祝詞同様、宇宙創造の過程を表していると言われます。

 

人間が天地創造エネルギーにアクセスするので願いも叶いやすくなるそうです。

そして、「と・ほ・か・み・え・み・た・め」の8音の神と言われていて

高天の原の分霊である48神音を代表する言霊神と言われます。

 

そのため、高天の原の分霊として人間が持っている

本来の力を蘇らせてくれる言霊の力があるとされています。

 

「とほかみえみため」の意味

三種の神器、宇宙創造、高天の原の分霊たち・・・

深すぎる「とほかみえみため」ですが

奏上するときに何を考えればいいのだろう?と思いますよね。

 

宇宙の始まりをイメージ?高天の原??となりますが

「とほかみえみため」の語源は・・「遠つ神、恵み給え」と言われています。

イメージとしては、遠くにいる神様、お恵みください・・という感じです。

 

遠つ神は、さかのぼっていくと高天の原の48の神様にたどり着くと言われています。

 

もう少し具体的に言うと「とほかみえみため」と何度も唱えると

呼吸が整っていき、自分の息と高天の原の48神の息が合わさってきて

その結果、自分が高天の原の48神となる、という意味があるそうです。

ちなみに、48神はヨハネ(48音)と音が同じ。面白いですね。

 

まさに、自分の神性を高める祝詞と言えますね。

天祖神 恵霊玉(とをかみ えみため) 

産土神 依身玉(とうかみ えみため)

父母神 笑愛玉(とふかみ えみため)

の3種であるという説もあります。

 

一行目が「天津祓」二行目が「国津祓」三行目をが「蒼生祓」になっています。

 

天祖の神、産土の神、父母の神に感謝するという思いで唱えるのもいいですね。

 

まとめると、高天の原の48神にたどり着いて、産土の神や父母の神への

感謝にも通じる、ものすごい言霊だということがわかります。

お経とはまた違う、日本らしい柔らかい言霊のなかに、すごい力を感じますよね。

 

今から1万2千年以上前、縄文時代後期より

はるか昔にあった「カタカムナ」という文明の存在をご存知でしょうか?

 

線と縁を用いた記号のような文字で書かれた「カタカムナ文献」

通称「カタカムナウタヒ」というウタヒ以外何も残されていない

謎に包まれた文字(文明)です。

 

そもそも縄文時代以前に、現在でも驚くレベルの

高度な文字文明があったなんて驚きですし、更に縄文時代が

単一の文明でないことも徐々に明らかになっていますが・・・

 

時代考証として縄文時代の括りが正しくない可能性も否定できません。

 

謎に包まれた古代文字(文明)カタカムナで「とほかみえみため」を訳すと

 

 

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    とけあう 統合される十 とけあう 統合される トキと トコロの 重合 還元 ・・と・・ ヒト ヤマト トモ トミ トシ トチ 止まる 閉じる 戸 ミコト マコト とうとう ほっと とろける

 
  • 47

    向かい合う 引き離す両方が 仲良く 向かい合う 引き離す ほれる さずかる 穂 ほほ ホラ ホネ ホス ほんのり ほめる ほしい ほぐす ほのぼの ホッと

 
  • 25

    始元の 無限の チカラ始元の 無限の チカラ 目に 見えない 生命の 根源 天然自然の エネルギー カン カタ カム カナ カミ カカミ カネ カムカヘル カゼ カゲ

 
  • 3

    なかみ 実質三つ なかみ ものごと 実質 見えない けれど 感じる もの 水 実 身 味 美 イミ ミキ ミミ ミツ ウミ 満ちる ひとみ

 
  • 38

    恵まれて 増える恵まれて 増える ユヱ チヱ 湧いてくる 理由 ほほヱむ ヱみわれる 縁 絵 餌 穢 恵方 会得 描く 植ヱる

 
  • 3

    なかみ 実質三つ なかみ ものごと 実質 見えない けれど 感じる もの 水 実 身 味 美 イミ ミキ ミミ ミツ ウミ 満ちる ひとみ

 
  • 26

    分かれるおおもと から 分かれて 独立した ワカら 分離した  結果 立つ 断つ 建つ 発つ 田 他 タマ タネ タミ タチ 高い たたむ たまわる

 
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    発生する 育つ小さくても 見えない ところに 拡がりが あるもの  発生する 育つ 目 芽 眼 女 芽が 出る めでたい 愛でる メクル メシ メグミ メオト

 

音霊数92 音霊数77 合計音霊数169 数秘7

 

飛躍

変革する力、内なる変革 完全調和

 

数秘メッセージ

変革による「飛躍」を意味する。 

一週間、七惑星、七音符、虹の七色、七つのチャクラなど

宇宙の構成要素や摂理を現す数。 

 

より高い世界を目指して変革する力を持ち、

困難に打ち勝つ「大いなる勝利」を象徴する。

 

直観に目覚め深遠なる叡智を生きる
 

探究心を持って、独自の世界を確立する。 

変革、熟考、智恵、孤高、探究心、洞察力、直観的、精神性 鋭い洞察力と

直観力で、未知なる世界を求めながら独自の世界を築く探求者。

 

冷静で慎重な面とユニークで型破りな面を持つ。

仕事や作業は個人プレーで力を発揮。

好きなことには一心不乱で取り組み独創的な世界を追求する職人気質。

目に見えない世界に関心があり、独特の個性が漂う。

独りの静かな時間は、眠れる才能を目覚めさせ精神的な高まりを与える。

 
数秘ミッション

優れた直観力と新しい視点を見出す先見性を活かすことで

最高のスピリチュアリティーを発揮する。

 

「とほかみえみため」と天皇陛下

そんな霊験が半端ではない言霊、「とほかみえみため」ですが

 

もともとは天皇にだけ与えられた言霊でした。

 

令和になったとき、天皇陛下が

大嘗祭を行ったのを覚えている人は多いと思います。

 

その時、御簾(みす)というカーテンの中で

天皇陛下は入られていましたね。

 

その中で何をしているんだろう・・知る人はもちろんすくないのですが

現人神になるための魂磨きの行をしていると言われています。

 

その「行」のときに、「とほかみえみため」の言葉が唱えられているそうです!

歴代天皇も毎日唱えられているほどの言霊なのです。