本日は、Yahoo!ニュースなど、引っ張らずに、自己主張なブログを書きます。


このブログを1度離れていた理由は、ネットの旅をしていた?という感じです。

挑戦とでもいいますか。

ネット用語も結構学びました。

リアルで役立つか?いいえ。

ネットといっても、自分が1番やってきたのは、配信です。

大震災の爪痕を配信したかった。
ネットの世界の反応を見たかった。

そして、ネットとリアルが同じであるのか?この、同じ。っていう言葉は難しいです。

感覚的なものですね。


結論からすると、配信については、そのサイトにかなり左右されます。

調べるとわかりますが、配信者がいて、リスナーというコメントを打つ側がいる状態は、どこもほぼ変わりませんが、

どのようなシステムになっているのかで、反応が全然違います。

アンチ。という言葉は、多分リアルでも使われるかと思いますが、アンチが酷い所もあれば、アンチはほぼいない環境に作られてる所もありました。

アンチで逆に盛り上げてしまう配信者もいます。

傷つきやすい方は、アンチがいないサイトを選ぶべきですね。

見て歩くのが1番わかりやすいです。

自分は、アンチがいる方にいました(笑)

初めは、完全な初心者ですから、真っ向勝負とか(笑)

傷つきながらも配信して、楽しんでたはずが、ストレスになったり、病んだり(笑)

お陰さまで、今は相当な事がないと、怒らない、相手もしない。
そんな感じにできるようになりました。

そして、精神的に物事を客観的に見ていったんですが、ネットでの争い事というのは、かなり誤解も招くし、言葉の世界になるので、ニュアンスも難しいです。

配信してる側は、話してるので伝わりますが、コメントを打つ方は、勘違いが生まれることもかなりあります。

1番厄介なのが、嫉妬。

この、嫉妬は、男女の問題だけではありません。多くを語らなくてもわかると思います。

更に、騙すことが始まったり。

とにかく、人間のもつ、裏というものが、かなりでてきます。

わからずにいれば、気になりませんが、自分のように、感覚や直感で感じてしまうと、本当に嫌いになってしまうほどです。

ネットには匿名性があります。

だからこそ、本音でいけたらいいのになと思いました。

ほぼ本音がありませんでした。

そして、ネットにも、ピラミッドのような、上下関係があったり、いじめ的なことがあったり。

残念ながら、自分が期待したことは、ほぼ起こりませんでした。

こちらが本気で向き合っても、騙す人は騙してきますね。

知らないふりをして、流すことも学びましたが、信頼してしまうと、これまた辛いものがありました(笑)



沢山の失敗もして。


自分も言葉が悪いので、学んで。


これから起こるだろう、ネットの規制も感じました。


自由とは?


コロナでこれだけの感染者が日々でているのに、方針に対して、ノー!
と言えなければ、諦めてしまえば、決めた通りになってしまう。


余裕のある人は、笑って遊びます。


日本人は本来、助け合うことをどの国より知っているはずなのに、ネットが狂わせたのでしょうか?


配信から見えた、闇は、語り尽くせません。


コロナと戦わなければならない、今。


気づかなければ、終わりなのに。


何のために配信サイトがあるのか。


楽しくするのもいい。


情報交換しながら、楽しくでもコロナについて話を挟んでほしいと思った本日でした。


目を覚ましてほしい。


自分さえよければいい次元はもう終わってください。


一部を除いて、ほとんどが現実逃避に使われていることをよく理解して見るなりすべきですよね。


例え、命が、自分が思うより、軽い!


としても、その、命は、宇宙で1つ。


全て、一人一人が作っている世の中。


あら?また前と同じでずれました?(笑)


頭の中の事柄を全部だそうとしてしまう癖は、なおりませんでした!(笑)


コロナに勝てる、国民がきちんと発信して、国に伝えようとしてみる!


それでもいいと、自分は思います。


配信についても、グループができてしまうと、1人になりたくなくて合わせてる人が沢山いましたよ。


そんな次元のままでいいんだろうか?と、凄く違和感を感じています。


全てに言える。
人間は弱いのだから、助け合うことが大切である。って。


コロナ危機を乗り切るためには、一人一人の力がいると思います。


文句だけでは何も進まない。


知識が豊富なら、欠如してる人に教えればいい。自分だけで生かそうとせずに。


例えば自分だけが生き残ったら嬉しいですかね?ですよね。こういう事態になると、人間性がもろにでてきます。


コロナは待ちません。

Yahoo!ニュース引用。
↓↓

今夜「きぼう(ISS)」が見える 太平洋側ほど晴れる所多い


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tenki.jp

今日(4日)、19時36分頃、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンス。観測のポイントや各地の天気をまとめました。

見られる地域や時刻

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

今夜(4日)、19時33分頃から37分頃に、北海道から関東を中心に観察のチャンスがあります。上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所があります。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。

今夜の天気は?

今夜は北海道は雲が増えて、雨や雪の降る所もあるでしょう。東北も雲が広がりやすく、日本海側を中心に所々で雨や雪が降りそうです。東北の太平洋側は雲の切れ間もありそうです。北陸も雲に覆われるでしょう。関東は晴れる所が多く、きぼうを見られるチャンスです。ただ、千葉県や神奈川県では通り雨の所もありますので、ご注意下さい。東海から九州は太平洋側を中心に広く晴れるでしょう。家の周りやベランダなどで夜空を見上げてみるのも良さそうです。

日中は季節先取りの陽気となりましたが、夜はヒンヤリしますので、上着があると良いでしょう。

日本気象協会 本社 吉田 友海



以上。


あの?

外出自粛は?


かなり久しぶりにAmebaのブログへと足を運びました。

志村けんさんと、唯一繋がっていたこのブログへと。

コロナって一体なんなんですか?

国宝級のこんなに愛された人をこんな形で亡くしてしまうんですか?

未だに全く実感がないですよ。


国民を守るためにまだ時間をかけますか?

お金はそんなにも重いのですか?

いくら渡しても、きちんと使われるのは明白です。

コロナの危機が過ぎればまた別の発展を遂げるのももうわかってるはずです。

こんな時にまで、日本人の心を忘れないでください。

国民が生活できる給付をして、完全にロックダウン。

全て解明されたら、戻せばいい。

戻してるうちに、いつでもお金は動くじゃないですか。

経済の前に、人の命がなければ、経済だってない。

既に大変なのに、更に大変にしてるだけ。

どうかしてます。

志村けんさんを帰してください。
ヤフーニュース引用。
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不登校の小学生YouTuber「少年革命家ゆたぼん」が話題だ。現在10歳の彼が不登校になったのは、大阪に住んでいた小学3年生の頃。宿題を強制する学校に疑問をいだき、「まわりの子がロボットに見えた」ためだという。

 ゆたぼんさんは動画内で、「学校に行くな」「ロボットになるな」という過激な発言を繰り返している。それに対して、不登校の理由がいじめなどではなく「宿題がやりたくなかった」という理由であること、それにもかかわらず「不登校の子に勇気を与える」と発言していることなどから、批判コメントが殺到している。

 彼のように、YouTuberを志向する子どもは少なくない。幼稚園児・保育園児または小学生の子どもがいる保護者を対象とした大谷大学教育学部の「幼児教育・小学校教育に関する保護者の意識調査」(2019年3月)によると、将来就きたい職業がある子ども全体が答えた、なりたい職業第2位(8.2%)は「YouTuber」。さらに、小学4~6年生の男の子では「YouTuber」は1位(20.9%)となった。

 また、自分の子どもに将来就いてほしい職業があると回答した保護者のうち、希望する職業第1位は「公務員」(39.5%)で、親子間での願いが乖離していることがわかる。

 これは何も日本に限った話ではない。小学6年生を対象とした韓国教育部の「2018小中等進路教育現況調査結果」(2018年12月)によると、なりたい職業の5位に「YouTuber」がランクイン。2017年では6位だったK-POP歌手(アイドル)が今回は8位であり、今の子どもたちがテレビよりもネットに関心が高いことがよくわかる結果となった。

 このように子どもたちのYouTuber志向は高まるばかりだが、筆者は軽い気持ちでYouTuberを目指すのはおすすめできない。

■収入が得づらく不安定な仕事

 小学生の間で圧倒的人気を誇るHIKAKIN氏。近年はテレビやCMにも多数出演しており、年収は数億を超えるとも言われている。小学生が将来YouTuberになりたいと考えたとき、まずイメージするのは彼のような姿ではないか。

 一方、さきほどご紹介した「保護者が子どもに就いてほしい職業」の1位が公務員だった理由は、やはり安定性にあるだろう。では、YouTuberは安定していると言えるのだろうか。

 YouTubeの収益化条件は2018年2月以降、厳しくなっている。チャンネル登録者数1000人以上、公開動画の総再生時間が過去12カ月で4000時間以上という条件が加わったのだ。

 たとえ条件を満たしたとしても、1再生当たりの収益は0.05~0.1円程度。つまり月収30万円を得るには、1再生当たり0.1円として1カ月に300万再生程度が必要ということになる。ほとんどのYouTuberはここまでいけないので、専業ではなく副業で運営しているケースが多い。

 ある小学生YouTuberは、1年以上動画を投稿し続けているが、チャンネル登録者数はわずか51人、再生数もいちばん多いもので500回数程度しかない。収益化の条件をクリアするまで、少なくとも数カ月から数年間、収益なしのままひたすら投稿し続ける必要がある(そもそも、18歳未満の子どもは収益を得られないが)。

 白い仮面が特徴の人気YouTuberのラファエル氏は、「拳で車のフロントガラスを割る」など過激なチャレンジ動画などが人気を博して、チャンネル登録者数が200万人を超える人気を誇っていた。ところが、2019年1月にメインチャンネルが突然アカウント停止。収益は毎月数千万円に上っていたため、損失額は5000万円以上になったという(現在は復旧済み)。

 アカウント停止の原因は、YouTubeがルールを厳格化し、重大な危険や死亡を招くおそれのあるチャレンジや、子どもに深刻な精神的苦痛を与えたりするおそれのある動画の投稿が禁止されたためだ。

 YouTuber動画は視聴回数を集めるために過激化する傾向にあり、その代表格が当時のラファエル氏だったというわけだ。このようにYouTuberとは、運営側のさじ加減1つでアカウント停止となってしまうリスクを抱えた職業である。

■「好きなことをして稼ぐ」のは難しい

 目立ちたい、人気者になりたいと思ってYouTuberを目指す子も多いが、その点でも厳しい現実が待っている。現在、YouTuber市場はレッドオーシャン化しており、今から始めても視聴回数を稼げるジャンルはやりつくされてしまっている。しかも、すでに多くのファンを抱える先行者と視聴者を奪い合わなければならない。

 HIKAKIN氏は、2018年に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、7分の動画編集に6時間かけていることを明らかにした。「お手軽に好きなことだけをして稼いでいる」ように見えるが、その裏には企画力、トーク力、撮影技術、編集力のすべてが必要とされているのだ。スマホで撮影し、編集もせず投稿しているだけの動画では、チャンネル登録者も獲得できず再生数も伸びないのは想像に難くない。

 再生数が伸びない若者は、極端な行為に走りがちになる。女子は「JS(女子小学生)・JC(女子中学生)・JK(女子高生)」などと年齢をうたう場合が多く、それにより成人男性ファンがついて再生数は上がる。ただしその際、あおられて自ら服を脱いでしまうなどの例も見られる。

 一方で男子は、犯行予告や犯罪行為などの過激行動に走って炎上したり、事件化したりする例が見られる。

■黒歴史として残る「デジタルタトゥー」

 実際、小学生などがキッズYouTuberに憧れて保護者に隠れて動画を投稿して、炎上してしまう例は少なくない。YouTubeで検索すると、多数の小学生の炎上動画が見つかる。

 たとえ、炎上騒動が収拾したとしても安心はできない。アフィリエイト目的のアカウントが「炎上小学生YouTuber」として、炎上した動画を再投稿している例も多数見つかる。こうなると、ネット上から炎上動画を削除することはもはや不可能に近い。そのような動画は、デジタルタトゥー(削除するのが難しい個人情報)として残り続けることになる。

 冒頭で紹介したゆたぼんさんも、YouTubeだけじゃなくテレビや新聞などにも顔出しし、本名で登場しつつ過激な発言を繰り返している。ここまでくると彼の個人情報がネット上から消えることはないし、今後、彼が学校に行かないままでも行くことにしても、批判する人は現れるだろう。わずか10歳で普通の生活を送ることの難易度が上がってしまった。

 また、筆者が会ったある小学生男児は、「大きくなったら人気のYouTuberになる!」と元気いっぱい答えてくれた。大好きなゲームのプレイ実況がしたいそうだ。YouTuberの動画は楽しいし、テレビとは違ってコメントにも答えてくれるなど親近感も感じられるため、子どもが憧れるのは仕方なくもある。今後も憧れる子どもが続出することは間違いないので、このようなさまざまなリスクがあることは引き続き伝えていきたい。



以上。


んん…話が混同してるようかなぁ…

好きなことで稼ぐのは大変だ。

これは、当たり前ですよ?

ユーチューバーだけのことじゃない。

自営をしている人達がいますね。

大半は好きで自営をしてます。

ユーチューバーは、人前に情報を晒して、更に何らかの危険がある可能性がある。

拡散しやすく、芸能人並の保護も保障もないから、自分ですべてをやらなきゃならない。

そういう差をわかっているなら、大丈夫かと思いますね。

人間は飽きますからね。

芸能人は、プロデュースしてもらったりとアイディアの中にいますから。

全く別物なのに、人気が出たら、同じ危険を伴ってしまうというね?

過激な発言でもいいと思ってる時点で、ユーチューバーには向いてないでしょう。

と、自分は思いますね。

1番飽きられる内容になっちゃいますね。

テロがあれば、例えば1番に疑われたりね?そういうリスクも自分で背負えてなんぼじゃないですかね?

なので、子供にYouTubeをやらせるべきではないと思っています。

錯覚をおこしてしまう。

子供の過激な発言だから、注目されるだけでしょうからね。

大人になっても同じなら、真逆の反応になる。アンチさえ去るでしょう…

と、自分は思いますね。

一生を考えたときに、かなり長いですから、1発当てて、の感覚でやるのか、続けるならば、相当な能力、体力、気力、根気、いるでしょうね。

ここなんすよ。問題はね。

今の子供に根気??

難しいっすねぇ…


ヤフーニュース引用。
↓↓

うつ病の人が増えている。社会生活や仕事が複雑なものになっていることに加え、以前よも精神科受診に対する心理的ハードルが低くなっていることも原因とみられている。誰でも耳にするうつ病だが、正確に診断し正しく治療することが難しい病気でもある。うつ病の正しい理解を日本うつ病学会理事長を務めた、六番町メンタルクリニック(東京・千代田)の野村総一郎所長に伺った。
◇  ◇  ◇
心の風邪……。うつ病に対するこんな表現を聞くくらい、いまやうつ病はポピュラーな病気だ。厚生労働省の患者調査によると、患者数は1996年の約43万3000人から2017年には約127万6000人と、21年間で約3倍になった[注1]。ひとりの人が一生のうちでうつ病にかかる率は7.5%というデータもある。つまり、うつ病は誰でもかかる可能性がある病気といえる。

風邪というと軽い響きだが、風邪をこじらせると肺炎になってしまうのと同様、うつ病も対応を間違うと慢性化し、最悪の場合は自殺につながることもある。決して侮ることはできない病気だ。

■「うつ」は気分、「うつ病」は病気

写真:NIKKEI STYLE

うつ病の症状として「うつ」がある。うつは、挫折、心配、不安、失敗などが引き金になり気分が落ち込む状態である。うつ病は、単なるうつよりもはるかに強く、はるかに長く、はるかに大きい症状になる。「生きていることさえつらい」状態となり、生活や仕事に甚大な影響を及ぼすことになる。単なるうつのレベルであれば気分の問題だが、うつ病は病気だ(表1は、大まかな目安を示したもの)。

うつ病になると思考、知覚、認知も障害され、息苦しくなったり、発汗したり、手足がしびれ、食欲もなくなり、寝てもすぐに目が覚め、慢性的な睡眠不足の状態となる、いわゆる自律神経失調症の状態となることもある。

■「他人との比較」が慢性化を招く

うつ病の原因はストレスや環境、遺伝要因などが複合的に関わると考えられている。発症にはホルモンやセロトニンなど脳内の神経伝達物質のバランスの乱れも関与することが知られ、薬物療法でそうしたバランスを維持することが治療に応用されている。男性より女性が多い理由の一つも、ホルモン分泌の変化が影響するためと考えられている。特に妊娠・出産などを契機に起こるうつ病にはホルモン分泌の状態が影響する。

うつ病は会社や社会でそれ相応の責任を負うようになった40歳代が最も多いが、これも、ストレスをうまく処理できず、自分の心にひずみが蓄積した結果と捉えることができる。

うつ病になっても自然に改善することもあるが、中には慢性化させてしまう人も少なくない。うつ病を含む心の病気が慢性化しやすい人の特徴として、野村所長は次の4つのパターンがあると指摘する。

[注1]うつ病、双極性障害(以前は躁うつ病と呼ばれていた)、気分変調症などを含む気分(感情)障害の患者数

【うつ病を含む心の病気が慢性化しやすい人の特徴】(1)劣等意識(2)被害者意識(3)完全主義(4)執着主義
「劣等意識」とは絶えず他人と自分とを比較して、自分が劣っていると思いがちな意識のこと。一方で、「被害者意識」が強い傾向もある。例えば、「職場が自分を理解してくれず、損をしている。本来はもっとできるはずだ」という感情だ。

さらに物事を完全に成し遂げたいという「完全主義」も顕著だ。このような人は自分にも厳しいが、他人にはより厳しい姿勢を取りがちだ。

「執着主義」は長所と短所が表裏一体となった性格だ。徹底的に、粘り強く、コツコツと丁寧に仕事をし、周囲の評価を得ている半面、他人の評価を気にしすぎ、頭がかたく、物事の重み付けが苦手で、融通が利かない点があり、結果的に自分を苦しめることになる。

こうした性格の持ち主に対して、野村所長は著書『人生に、上下も勝ち負けもありません』(文響社)の中で老子の教えを引いて「ノージャッジの勧め」を説いている。

「ノージャッジ、つまりジャッジしないこと。他人は他人、自分は自分と割り切って、比較する思考の習慣を修正することです。といっても、すぐにこのような考えを改めることはできません。治療に際して医師は、ノージャッジができるように患者自身と対話を重ねて、患者自身が半ば自発的に自分の思考に気がつくようにアドバイスしていきます。知的なリハビリテーションということができます」(野村所長)

■仕事や生活に支障が出たら受診を

[関連写真]
写真:NIKKEI STYLE

気分の落ち込みだけなら2~3日で治ることが普通だ。しかしうつ病になると、その間はひどくつらく、しかも長期間にわたって続くこともある。慢性化させると治りにくくなることも事実だ。

精神科や心療内科などの医療機関を受診するタイミングはどのような場合だろうか。野村所長は「仕事や学校、生活などに支障が出てくるようになったら、医療の助けを求めたほうがいいでしょう」と語る。「ひとりで我慢していると、考えが極端になりがちです。自分が十分な仕事ができないために会社が経営不振に陥るなどの妄想的な考えにとらわれてしまうこともあり、悲観するあまり自殺を考えることすらあります。このような状況に陥る前に医療機関を受診することをお勧めします」

表2に簡単な自己診断を紹介するので参考にしてほしい。

うつ病と見分けづらい病気もある。また、中には別の病気の治療のために服用している薬が原因というケースもある。心配になった際には専門医に相談することも大切だ。「診断名が違えば、治療法も変わります。適切な治療のためにも正しい診断が必要ですが、実はそう簡単なことではありません。個々の状況や性格的な傾向、経過などを見て判断します」と野村所長は指摘する。

次回(2019年5月20日公開)は医療機関の選び方、最新治療の実際について紹介する。

(ライター 小崎丈太郎)

野村総一郎さん六番町メンタルクリニック所長。1949年広島県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。藤田学園保健衛生大学(現、藤田医科大学)精神科助教授、立川共済病院神経科部長、防衛医科大学校精神科教授、同病院長を経て、2015年より現職。1985~87年に米国テキサス大学医学部、メイヨー医科大学に留学。日本うつ病学会第1回総会会長。『うつ病の真実』(日本評論社)、『入門 うつ病のことがよくわかる本』(講談社)など著書多数。



以上。


ご参考までに。