主人が入院した翌日、主人から
「CPAP(シーパップ)を持って来て欲しい」
とLINEが来ました。
そうです。主人は無呼吸症候群。
呼吸器疾患なんですよね。
疾患を理由にワクチンを早めに打っておけば…と今なら思いますが、当時はやはりワクチンにも疑念的な部分がありました。
正直、もう少し様子を見てから打とう…という感じでした。
しかし、お医者様には1度でも打っていれば多少違ったかもしれないと言われ、後悔先に立たず…
やはり、重症化にならない為にもワクチンは打っておいた方が良かったのかもしれません。
CPAPを渡すために、約2時間程電車に揺られ病院まで行きました。
主人とは電話も出来ず、時々LINEが来る程度だったので、どんな状態なのか詳しく把握出来てません。
電車の中でLINEを入れても、返信が返って来ないだけで不安で不安で…😰
ただ寝ているだけなの？容態が急変したの？などと気が気でない状態でした。
救急外来の入口で待っていると、看護師さんが来て下さり、CPAPを渡すことが出来ました。
主人の様子を聞きたかったのですが、詳しくは教えてもらえず…
今度、先生の都合を見て詳しく説明があるとの事でした。
主人に無事に病院に着いたとLINEしたところ、ようやく返信が来て、ホッとしたのを覚えています。
実はこの頃の私は、心配と不安で睡眠障害に陥っていました。
ストレスからか、謎の頭痛と食事が喉を通らず…
日に日に体重が落ちていきました。
でも、主人が頑張っているのに私が心配掛けさせられないと、無理して頑張っていました。
それが、娘には分かっていたんでしょう。
何も言わず、家事を手伝い食事を作ってくれ、
しまいには、「一緒に寝よう」と、
何年ぶりかに一緒のお布団で眠るようになりました。
ほんとうに、娘には感謝しています。
いつの間にか、こんなにも成長していて私が助けられるなんて。
しかし感動も束の間、数日後に病院から初めて着信がありました。
このあと、この着信音に怯える日が続くとは思いもしなかったのです。
「続く」