愛するパパへ。 | 46歳未亡人、前を向く。

46歳未亡人、前を向く。

46歳のなっちゃんです。去年9月にコロナによって最愛の夫を亡くし、突然の未亡人になってしまいました。
辛かった日々を乗り越えて、今は娘と二人何とか前向きに頑張ってます!
そんな母娘の日常と主人の闘病生活を綴ります。

愛するパパへ。

あなたが天国へ旅立ってから、一年が過ぎちゃったね。


この一年、パパのことを考えない時間はほとんどありません。家事をしてても仕事をしてても、寝ても覚めてもパパのことを考えてるよ。


だって、私はあなたのことが大好きだったから。心の底から愛していました。


結婚して20年。毎日が幸せで、あなたが横にいてくれる事で安心とトキメキを感じていました。

このまま仲良くおじいちゃんとおばあちゃんになって行くんだろうと信じて疑わなかった。


なのに…そんな願いは虚しくもコロナのせいで叶わなくなってしまった…


なんでコロナなんかがこの世に生まれてしまったのだろう。なんでコロナなんかであなたを失わなければならなかったのだろう。


考えても無駄な事だと分かっていても、考えずにはいられない。だって、コロナさえ無ければ今もあなたは生きていたはずだから。


絶対に戻って来るって言ってくれたもんね。悔しかっただろうな。パパは負けず嫌いだしね!


だからね、私決めたの。コロナなんかに負けずにあなたの分も生きてやるって。パパが不貞腐れるくらい娘と残りの人生楽しんでやるって。

だってパパなら絶対言うでしょう?私が楽しくしてる事が俺の幸せだって。


一年経って、ちゃんと前だけを向いて歩き始めてるよ。だからその決意として、これから私と娘の生活の様子をパパに向けて書いて行くからね。絶対に読んでね。