-数十分後-
「いやぁ、安心した。ご丁寧にカーテンしめてたよ」
銀行を警察が包囲した頃、少し離れた所を少女が歩いていた。
「流石、百合だな。1分かからず戻ってきた」
百合と呼ばれた少女は照れくさそうに頭をかく。
「圭子。銀行にテレポートしてくれ」
「わかった」
-銀行-
火を操るスキンヘッドと、衝撃波を発した青年が並んでいる。2人の前には、20人程の人が座っていた。もう1人は、他に人がいないか見にいった
「なぁ、スキンヘッドのお兄さん」
座っていた人の中で、1人だけ普通に話しかける男性がいた。
「あんた達、何者なんだ?」
スキンヘッドは笑って、男性の前であぐらをかく。
「お前度胸あるな。名前は?」
「…平次」
「平次…気に入った。俺らが何者か、教えてやるよ」
スキンヘッドは立ち上がると、平次を見下すように言う。
「俺らは人間さ。ただ、2年前の『あの事件』で、ちょいと人間離れしちまったけどな」
「『あの事件』って…」
ゴウン…
平次の後ろで杏奈が呟いた直後、音が響く。銀行内の誰もが、音源を探そうと辺りを見回す。
ゴウン…
2回目は音が大きかった。まるで、何かが近づいているように。
ゴウン…
3回目になると、ほぼ全員が音源を注視する。素人目からでもわかるほど、頑丈な扉。それが次の音で、こちら側に倒れるのだった。
ゴウン…
「いやぁ、安心した。ご丁寧にカーテンしめてたよ」
銀行を警察が包囲した頃、少し離れた所を少女が歩いていた。
「流石、百合だな。1分かからず戻ってきた」
百合と呼ばれた少女は照れくさそうに頭をかく。
「圭子。銀行にテレポートしてくれ」
「わかった」
-銀行-
火を操るスキンヘッドと、衝撃波を発した青年が並んでいる。2人の前には、20人程の人が座っていた。もう1人は、他に人がいないか見にいった
「なぁ、スキンヘッドのお兄さん」
座っていた人の中で、1人だけ普通に話しかける男性がいた。
「あんた達、何者なんだ?」
スキンヘッドは笑って、男性の前であぐらをかく。
「お前度胸あるな。名前は?」
「…平次」
「平次…気に入った。俺らが何者か、教えてやるよ」
スキンヘッドは立ち上がると、平次を見下すように言う。
「俺らは人間さ。ただ、2年前の『あの事件』で、ちょいと人間離れしちまったけどな」
「『あの事件』って…」
ゴウン…
平次の後ろで杏奈が呟いた直後、音が響く。銀行内の誰もが、音源を探そうと辺りを見回す。
ゴウン…
2回目は音が大きかった。まるで、何かが近づいているように。
ゴウン…
3回目になると、ほぼ全員が音源を注視する。素人目からでもわかるほど、頑丈な扉。それが次の音で、こちら側に倒れるのだった。
ゴウン…