新参者は要注意
病院ネタでもう一つ。
今日はいつもの検査とは他に血液採取をやったんですが、とんでもないことに。
血液採取自体は慣れたもの、別段怖がることも無くベッドに横たわってました。しばらくして看護師さんがやってきたんですが、いつもの看護師さんではなく、いかにも新人です的な若い女の看護師さんが。
なんか嫌な予感が・・・・・・。
いざ採血するとなると、手も震えてないし表情も平静そのもの。これなら別に問題はないな、と思ってたんですが。
腕にじくじくと痛みが。
普通採血って、投薬と違って体に異物が入ってこないから、針が刺さるときと抜くときだけしか痛みはないハズなのに・・・・・・。
痛みが腕の中で継続しているとはどういう事だ。
気になってそちらに目をやると、注射器に血が入ってない。1ミリリットルも。
うえぇ!こいつ血管じゃなくて肉に針入れやがった!
その看護師さんもそのことに直ぐに針を抜く。うん、良い判断だと思う。
しかし「もう一度いきますねー」とはどういう事だ。
やめろ、もう無茶をするんじゃない。俺が危険だ。
そんな願いも空しく、針は我が右腕に。しかも今さっき針が入っていたのと同じ場所に。
そしてやっぱり血は採れず。当たり前だ、同じとこ入れてんだからな。
場所を変えて針を刺すが、やっぱり血は採れず。誰か別のヤツ呼んでこい。
右腕が無理ならと今度は左腕で。
オイ、血管が太い方を選んで右だったのに何で細い方に変えるかな?
そして、成功の二文字を懸け、針は我が左腕に。
痛い痛い痛い痛い、マジ痛いすごく痛いメチャクチャ痛い。
この看護師、なんと針入れながら手ぇ震わせてやがった。見た感じ何でもないように見えるけど、腕の中で針が大暴れしてやがる。
結局テイク4までかかったものの、一応採血終了。薬を取って家路に着いたとき、鈍い痛みが。
左腕を見ると、なんと注射の痕の周りが肥大化。ビックリするぐらい腫れていました。
今後の人生、絶対に素人に体を任せないようにと誓いました。
次回へ続く
母は偉大
今日、病院に行ってきました。
作者は持病持ちなのでここ十二・三年ほど行きつけの病院に通ってます。
病院での待ち時間って結構暇なんですが、今日はうっかり本とか時間を潰す物を用意するのを忘れちゃった
んです。
どうしたもんかなー、とあたりを見渡すと本棚の近くに一組の母子がいたんですよ。で、そのお母さんが子供に
絵本を読み聞かせてるんですね。子供の方を見てみると、他に何も頭に入ってこない、といった風情で聞き入っ
ているんですよ。このシーンを見て、ただ単純にすごいな-、と。
作者は演劇部に入っていて、発声練習やって滑舌練習やって演技練習やって、と毎日頑張ってるんですが、
全然人を引きつけられない。それに比べて、特別何かしている風でもないのに自分の話に人を引き込めるお母さ
ん。この差は何なんだろうな-と、考えさせられてしまいました。
観客の差でも練習の差でもない。じゃあ一体何だろう?
たぶん、気持ちの差ですかね。
作者は、『自分が上手く役を演じられるか』で頭がいっぱいになっているのに対して、このお母さんは『自分の子
供をどれだけ楽しませられるか』で頭がいっぱい。
差があるとしたらそこでしょう。
自分ではなく周りにどれだけの事をしてやれるか。それが大切。
高校入って一ヶ月。部活に入って一ヶ月。これからどんな役をやれるか、演じられるか。どんなことで頭をいっ
ぱいに出来るか。
次回へ続く
メダロットL・I・N・K プロローグ
メダル───それは宇宙からの贈り物。魂を持った、小さくて不思議なカケ
ラ。
ごく希に魂を持たない六角貨幣石と呼ばれる物も宇宙から降りてくる。
ただの石がメダルになるには“フォース”と呼ばれる生命エネルギーを石が
感じなければならず、感じた“フォース”によっては善くも悪くもなってしま
う。
メダルは生きている。だから、その隣人となった人類が手を取り合い、正し
い道へ進ませなければならない。
メダルには寿命はあり、死んでしまったら化石となり二度と元には戻らな
い。その時間は人間より遙かに長いが、無限とはほど遠い。
では、眠ってしまったメダルは?今まで生きていたのに、記憶がなくなった
メダル、自我の無くなったメダル、突然魂が抜けてしまったメダル。
生きていたのに死んでしまったメダル達。
どうすれば蘇るのか。どうすれば目覚めるのか───。
───物語が、始まる───