昨日の相談者 Iさん 女性 37歳
息子が 中学生でいじめにあっている
いきなり ヘビーな相談だ
チクリ魔といわれ みんなから暴力を受けたり
無視されている
原因はあるが 暴力はいけない と
正論をぶつけたところで 解決はしない
我慢するしかないのか
確かに 僕もいじめられていた時期はあった
小学校高学年と中二のときだ
その時は 我慢した
意味もなく 毎日殴られた 中二のとき
親にも言えず 先生は 見て見ぬふりだ
大人になってからも いじめはある
いじめがあるからといって
退職するわけにはいかない
新しい職場でも いじめはあるからだ
いま いじめられているなら うまくかわす技
流す技を身につけるしかない
隣町の 柔道か空手教室に通わせて 精神を鍛えるとか
その新しいコミュニティで 友達をつくるとか
隣町の塾に通うとか
新しい友達ができると
少しは気が楽になるのではないか
例えば 学校の野球部に入っているが
いじめがひどい
でも 野球は好きだ
学校の野球部はやめて 地域に根付いている
ボーイズリーグで野球をする
みたいな中学生は 知っている
メンタルは 鍛えておかないと
この先 生きていけない
いくつになっても いじめは消えない
自殺したら どうするんですか? ときかれた
今 自殺したなら 遅いか早いかだけ
メンタルが 弱いままで だましだまし生きていても
いつか自殺します
メンタルを鍛える手助けを してあげないと
小学4年の時 人気者のともかず君が
ある日突然 クラス全員から無視された
番長の 鶴の一声だ
●鶴の一声
様々な意見を 一瞬にして従わせ決定する権力者
もしくは権威者の一言
それが 2年半続いた
無視だけではなく 暴力も毎日のように受けていた
明るかった彼が ネクラになってしまった
キラキラ輝いていた目が 死んだ魚の目になっていった
次いじめられるのは 自分の番ではないかとおびえる日々
【ともかず君】 という生贄を差し出すことによって
自分の番を回避する
みんな 最低だった
しかし 正義感で 余計なことをすると
いじめられる側になる
正義マンは 登場しなかった
【ともかず君】 のことを思い出すと 今でも心が痛む
僕の話
小6で 修学旅行にいった
奈良 京都 大阪 だ
旅行前に 旅館の部屋割りで 班を決めた
しかし どの班にも入れてもらえない
半泣きの状態で ずっと下をむいていた
なんとか 先生が気づいてくれて ねじこんでくれたが
班長は不服そうだった
そんな 修学旅行 楽しめるわけがないよね
耐えるしかないし 耐えてきた
中学校2年生のとき
毎日 谷口という生徒になぐられていた
理由は 特にない
だれも 助けてくれない
恐怖で なぐり返すこともできない
空手を習っていればよかったと この時に思った
3年生になって クラスが変わると 暴力はやんだ
高校は 別々だったので 安心した
同じ 中学2年生のとき
班決め のときだ
班長を推薦で 男子4人 女子4人をまず決める
他の生徒は 誰の班に入りたいか 紙に書いて提出する
放課後 理科室で紙が配られる
他の7人には 紙が配られた
僕のところには 1枚もこなかった
つらかったなぁ
特に 希望がない人は 自分の名前だけ書いて
白紙で出せばいい
白紙の生徒を班員にして 班長生活をスタートさせた
先生 そのやり方 間違ってると思った
中学 高校と 合唱祭があるが このときも
イヤなことが起こる
指揮者の問題だ
ピアノを習っていて 自分から立候補してくれればいいが
そんなことは めったにない
投票になる
級長かいじめられっ子の男子に 票が入る
悪意のかたまりだ
選ばれた者は 楽器の経験などない
指揮もずれる
ピアノの伴奏者は そんな指揮者など見ずに 演奏する
とにかく 理不尽なことだらけだ
そんな社会を 生き抜いていかなければならない
いじめをうまくかわす術を もっていないと
心が病んでしまう
いまいるコミュニティにいじめがあるなら
別のコミュニティに参加する
くらいしか 思いつかないなぁ
先生に相談すると またいじめられるし
親が 先生に会いに行って 来年のクラス替えの時に
いじめっ子を別にしてほしい
と たのむくらいか
クラスが1つしかない学校もある
中学生のときは 思春期で ホルモンバランスが
大きく崩れる時期でもある
親に反抗したり 友達をなぐったりしてしまう
それは 当時分からなかった
いじめは よくないことだが いつの時代も
なくなることはない
大人になっても あるっていうのが 笑えるけどね
当事者にとっては 死活問題だ
ちなみに 僕はいじめたりしない
いじめをすると 僕の人としての価値が下がるからだ
毎日 徳を積むように心がけている
ネットで誹謗中傷する人
人としての価値が下がりますよ
誹謗中傷するなら 匿名でなく 本名を名乗りましょう
そして 勤務先も 記載しよう
できるはずもない
本人も 本名で誹謗中傷すれば やばいってこと
分かっている 会社もクビになる
匿名での 誹謗中傷に 一喜一憂すべきではない
●一喜一憂
ささいな出来事や 変化に対して 喜んだり
不安になったりすること
また まわりの状況に ふりまわされること