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今回は下準備についてです。

皆さんは教習所に入る前に事前に練習や勉強など、何らかの準備をされていましたでしょうか。

 

もちろん、技術に自信のある方なら下準備などは必要ないでしょう。

しかし、実際教習所に入ってひたすら悪く言われ続け、落とされ続けているという話はよく聞きますし、「自分もそうなってしまうのでは?」と不安になる人も多いです。

そうならないために、入学前に何か準備をして、万全な状態で入りたい。でも何をしたらいいか分からないと困っている人もいると思います。

ここでは、入学前にどのような下準備をしたら良いか、知りうる限りの情報を発信していきたいと思います。

 

技能の練習について

まず最初に断っておかなければならないのは、教習外で練習するのは難しいという現実があります。

 

教習所外での練習が困難な要素として

1.バイクの確保

2.敷地の確保

の2点があります。

 

1番目ですが、当然免許を持っていなければ公道で走ることが出来ません。レンタルをするにしても免許がなければ借りられません。現実には原付など所持している下位の免許で練習するという事以外でバイクの確保は難しいかもしれません。

 

2番目の問題として、仮にバイクを確保したとしても、練習出来る場所が見つかりません。公道は練習する場所ではないですし、特に住宅街では、同じ場所をウロウロしていると苦情が出る恐れがあります。

たまに「河川敷や駐車場で練習する」みたいな事を言っている人もいますが、絶対にダメです。

河川敷や駐車場にも当然管理者がいます。不法侵入になり、最悪の場合損害賠償を請求されかねません。

 

このように、教習所外での練習は制約が多く、困難ですが、出来ない訳ではありません。

例えば、原付など持っている免許のバイクをレンタルして軽く走るくらいなら可能ですし、少なくともぶっつけで教習受けるよりはマシかもしれません。

また、既に生産は終了してますが、マグナ50などMTの原付も存在するので、そういうバイクをレンタルすれば、クラッチ操作を覚えることくらいなら出来ます。実際それで練習して教習所に通ったり、一発試験を受けたりして免許を取った方はいるようです。

ただ、原付は事故が多い乗り物ですし、前述の苦情問題もあります。走る際は1周だけにするか、工場地帯など交通量の少ない場所を選んで走りましょう。

 

あと、数は少ないですが、下記の施設のように免許不要でバイクが練習出来る場所もあるようです。

 

 

 

動画での予習

教習前のもう一つの下準備は座学です。

教科書で学ぶのも良いですが、今はYouTubeなどで教習合格のためのコツなどを紹介する動画は多数あります。

ここではいくつかのチャンネルを紹介します。

 

 

 

現職の指導員が運営されているチャンネル。

最初の方の動画で検定の各項目の合格のコツを丁寧に説明されています。

 

 

 

中古のバイク屋を経営されているYouTuberのチャンネル。

「ホワイトベース教習所」という内容で教習で役立つテクニックを紹介してます。

動画数が非常に多いので「ホワイトベース教習所」でチャンネル内検索しましょう。

 

 

 

元二輪指導員の方が運営しているチャンネル。

卒検の各項目の攻略方法や教習所あるあるなど。落ち着いた口調で説明してくれるので聞きやすいです。

元、という事もあるのか、稀に問題のある指導員を批判することもあります。

 

 

あとは各教習所が公式でやっているチャンネルの動画や、教習生が課題項目や卒検を受けている動画なども参考になると思います。

 

 

教習所の下見

最後に教習所の下見です。

 

あまり必要ないかもしれませんが、時間があれば、入学前にどんな流れで教習しているのか下見に行くのは良いかもしれません。

特に技術に不安のある人は自分でもやっていけるかどうかを確認するため教習を見ていくのは有効だと思います。

お金がかかる事ですので、慎重に確認してから入学して下さい。

 

ちなみに教習所の選び方は下記に記しています。

 

 

 

下見は窓口に申し込めば多くの所で許可してくれると思います。申し込まなくても柵の外から教習の様子が見られる教習所もあります。

 

コースで唯一チェックすべきなのはスラロームです。他はチェックする必要はありません。

何故なら、一本橋の幅やクランクの幅などは全国で統一されており、どこの教習所に通っても変わらないからです。

スラロームも入口の幅やパイロンの間隔などは統一されていますが、何故か助走の距離、スラロームへの入り方などはまっすぐ入ったり、斜めから入ったりと、各教習所でバラバラです。

実際色んな教習所の卒検の動画を見てみて下さい。スラロームだけ入り方が色々違うのが分かると思います。

 

一番やりやすいのはまっすぐ入る教習所ですね。入口の幅が一定なので、斜めからだと狭く感じてしまいます。

あと助走距離が十分あった方がやり易いです。そもそもスラロームは「中速で安定した走行が出来るか」を見るためのものですから、中速になれる余裕が無い方が本来おかしいのです。

 

コース以外で見るのは指導員の態度や説明の仕方ですね。

バイクを止めた状態で丁寧に説明しているか、不必要に怒号を飛ばしたりしてないか、暴言を吐いてないかなどをチェックするといいと思います。

 

 

下準備についての説明は以上です。

正直、教習所って場所によってはかなり厳しい事言う指導員が多いので、その分事前に練習出来る場所があればいいなとは思うのですが、なかなか難しいですね。

皆さんはどのような下準備をしている、もしくはしていましたか。もし良い方法があれば教えて下さい。

 

閲覧ありがとうございました。