最近、コロナなどの影響でバイクに乗る人は増えてますね。
これから教習所に通い、二輪免許を取得しようとしている方も多いのではないでしょうか。

大阪市には二輪を扱っている指定教習所は3か所あります。住の江ドライビングスクールはそのうち、南部にある教習所で、住吉区や東住吉区にスクールバスを走らせています。
しかし、ここの教習所についての口コミの評価がGoogle mapYahoo!ロコなどで大きく割れています。

教習所に批判的な意見を見ると、
「教官の態度が最悪」「説明をしない」「バスの運転が悪い」など、
逆に好意的な意見を見ると、
「親切丁寧に教えてくれた」「事故を起こさないように厳しくやるのは当然」「利用者の方がマナーが悪い」など、

真っ向から意見が対立しており、どちらの意見を参考にしたらいいか分からず、迷う方もおられると思います。

これについて、元教習生の立場から見解を述べたいと思います。


まず、何故こんなに意見が分かれるかというと、答えは簡単で、指導員が人によって露骨に対応を変えているからです。

ここの指導員は免許取り直しとか原付経験が豊富などでバイクの操作技術が高い人、もしくは女性の方には優しく丁寧に教える一方、
バイクが初めてで操作も苦手な初心者には大して教えないまま見下したり、高圧的に振舞ったり、理不尽な目に合わせたりします。
大して教えないため、そういう人が上達するのも時間がかかるようになってしまっています。


例えば、YouTubeなどで教習の動画を見ていると、バイクを止めた状態で指導員が横で技術の指導や注意などをしているシーンを見かけると思います。
これは多くの教習所でやっていることで、その時に疑問とかあれば質問も出来るので、教習生からすると目標がはっきりしていて、
それに向かった正しい努力をしやすい。

しかし、ここでは初心者の人にはそれがほとんどありません。
上級者には少しやっているようですが、初心者にはただ課題項目を走らせて、指導員はコース外から大声で指示を出したり、怒号を飛ばすだけ。
(質問をしようとしてバイクを止めると怒られます。。。)
走行中ですから質問も出来ませんし、失敗をした時の技術指導もないので、改善点が分からず同じようなミスを繰り返して補習になってしまう。
中には出来ない教習生を見下してあざ笑っている指導員もいました。。。

それでも練習を重ねて、何とか補習脱出までいけるかなと思った矢先、新しく担当になった指導員が練習内容やらコースやらを全部変えてきて
初めてやる練習に対応出来ずにまた補習になってしまう、そんな人までいました。

補習だから当然同じ練習内容なはずなのに、急に練習やコースが変わる。当然混乱しますよね。
しかもこれって指導員の一存で決めている事ですので、今回一回しかやらないかもしれない。
そんな事で初心者を振り回すのが本当に正しいことなのでしょうか。しかし抗議しても話を全く聞いてくれなかったそうです。。。
こんな理不尽な事は当然上級者の人は経験してないし、知らないと思います。


逆に上級者の人がバイクが上手くなる為にどれだけ努力をしてきたのか、
また初心者をあれだけ見下していた指導員が実はいい人で、課題をうまくこなせる上級者や女性の方にはすごく真摯で熱心に教えてくれる。
そういう姿は初心者の方は経験してないし、知らない。


お互い見てるもの、経験しているものが全く違うので、意見が割れるのは当然で、分かり合えるのも難しいのかなと思います。

だから
バイクの腕に自信のある方や女性の方は高評価の意見を参考に、
そうではない方は低評価の意見を参考に

すればいいと思います。


ただ、初心者を最低限事故を起こさない程度のレベルまで指導するってそんなに難しいことではないです。
実際他の教習所ではそれが出来てますし、初心者を上達させて免許を取らせたからといって事故が増えている訳でもない。
他で出来る事をやらずに、初心者を切り捨ててしまうのは単にその人の指導力不足なのではないでしょうか。

それでもそういう方針でやっていくのなら、入学前に事前に言うべきですね。
「うちは厳しいですよ」とか「卒業に時間がかかる可能性がある」って。
申し込み時には何も言わずに入学させて、後でトラブルになるから、口コミで低評価を入れられるのです。

批判をするつもりはないですが、その点は疑問に感じるという事だけは申し上げておきます。


閲覧ありがとうございました。