早くも三つめの更新です!!


EDU★COLLEでブース出展中なんですが、さっきフリースクールの人に出会っておもしろい話を聞けました。。

一部紹介します。


『昔はフリースクールの知名度が低くて、公立の学校に通ってる子どもに「変なとこ通ってるー」というイメージを持たれていました。

しかし、最近では知名度も上がってきて、親も子どもが不登校になったときに、どうしようと迷うのではなく、すぐにフリースクールという選択肢が思いつく現状になってきています。


その証拠に、私が関わってるフリースクールでは、以前は不登校になって5、6年たってから来る子どもが多かったんですが、最近では不登校1、2年目ですぐにフリースクールに通うことを選ばれる方が増えていますね。


世の中に学校の選択肢のひとつとして認識されてるという、うれしい結果だと思います。』



それ以外にも先程から市議会議員の方や、児童養護についての活動をされている方、市民・学生に国際問題について問いかけ続けるイベントをやっている団体など、さまざまな人に会えています。


やっぱりEDU★COLLEは、オモローですね。。。。

EDU★COLLEブースより二度目のお届けです!



始まって2時間ほど経ち、お客さんもずいぶん増えました!

興味を持ってくれる人も多く、楽しく勉強させていただきながら過ごしています。



日本全国教育マップへの書き込みも20件に!


目標まではまだずいぶんありますが、頑張っていきたいです!




最後に先ほどお話させていただいた方から、


興味深いお話を聞くことができたので少しご紹介します!


「子どもが何かしようとしてることを大人がキャッチできるようにしたいと思っています。大人が教え込むのは20世紀の教育。今は、そんな教育の形ではなく大人が子どもの思いを感じたり、受け取ったりすることが大切なんです。」






おはようございます!
今日はEDU☆COLLEにブースを出展しに来ました!

EDU☆COLLEとは・・・?
http://core-plus.jimdo.com/

教育について、様々な考えを持つ、人・学校・団体が大集合しています(^O^)/
まだ準備段階ですが、わいわいと頑張っています。
周りを見ても、とても興味をひかれる団体さんばかりで
私たちの方がわくわくしていたり・・・( ´艸`)

ちなみに私たちは、日本全国の教師マップを作ろう!
ということで、私たちが実際にインタビューした先生が
どの辺に分布しているのかをあらかじめ書いてある日本(世界)地図に
参加者の皆さんが知っている、先生や団体・学校などを
ポストイットしてもらい、コラボしちゃおうというブースを出展しています^^

今日は色んな事を吸収して帰りたいです(*^▽^*)

今日の先生 鍵本聡先生


後編では,より深く先生自身のことをお聞きしました。

先生自身の過去・現在・未来から「教師」という職業について,

お話していただいています!




イ:先生の人生と数学のつながりは、どんなところにありますか?




先生:僕自身は「この知識があって助かった」ということはぱっと思いつかないですが、数学が得意なことでもちろん入試では助かりました()




 あと、道を選ぶのが得意です。昔、ツアーガイドのバイトでおじいちゃんやおばあちゃんを含む40人のツアー参加者を連れて鞍馬の火祭りにいったことがあったんです。そんなときって、僕得意なんですよ()




どういう風に、おじいちゃんやおばあちゃんを含む40人のツアー参加者を無事にバスまで届けるかという完遂への道が「ぴん!」と浮かんだんです。参加者の皆さんに「決死の覚悟でついてきて下さい」って言って、お互いに点呼しながらバスについたときは本当に感動しました!

 問題から答えを導くのが早いんですね。直接的ではないですが、こういうところが数学が得意なこととつながっているように思います。




イ:問題があって、すぐに答えが浮かび、そのプロセスを詰めていくという感覚でしょうか?



先生:そういうわけでは無いんですが・・・僕は究極の状況を仮定して、それをいかに切り抜けるか、というようなことをよく考えます。

もし外国に拉致されたらどうしようとか、飛行機事故にあったらどうしようとか、そんなことを考えることが好きなんです。勝手にいろいろ自分が困難に逢ったことにして、色々生き残る方法を考えます。説得してみるとか、抜け道を探すとか。

小さいころから、そんな方法をずっと考えてる子どもだったから、プロセスをとばした答えが浮かぶのかも知れませんね。

あとは語学。僕は韓国語と英語がそこそこできるのですが、別の国に拉致されたときに、日本人じゃないフリを外国語で練習しています()

 みなさん「ドラえもん」はご存知ですよね。韓国ドラマの「チャングムの誓い」ってご存知ですか? 両者の共通点は、毎回危機的状況が訪れて、それをどう切り抜けるかって話なんですけど、そういう話が結局は大切なんじゃないかと思います。だからみんな「ドラえもん」や「チャングム」を見るんじゃないかと。僕も究極の状況というか危機状況をいかに切り抜けるのかを考えるのが好きですね。




イ:先生のこれからの夢はありますか?



先生:数学だけじゃなくて、社会のこととか人生のこととか、さっき話したようなことを子どもたちにも伝えたい。

 つまらないと思うことでも、どこで役に立つかわからないんですよ、本当に。logとかも、将来使うかもしれないしね。必要の無い知識なんて無いわけです。
プロ教師に突撃インタビュー






イ:数学を教える際に気をつけていることはありますか?やはり、粘り強い指導でしょうか?



先生:粘り強くということも大切ですよね。僕は、答えやヒントを気付かせるように指導します。まず計算させて、あとから確認させたりね。

「たしかめ算」も仕事も一緒ですよね。ある文書の確認だって、その文書を読んだ人が、どんな気持ちになるかを考えながら読むでしょ。もしわかりにくかったら、文を削ったり、足したり、言い換えたりしますよね。「たしかめ算」も同じです。




イ:話は戻るのですが、危機的状況から生き延びる術を考えるのが好きとおっしゃっていましたが、生き延びたい強い理由があるのでしょうか?



先生:だって生き延びたいじゃない()



僕はたまたま弟しかいないんですが、近所で同じぐらいの年齢の友達が少なくて、弟と遊ぶか一人で遊ぶのが好きだったんです。生き延びる、というのもある意味ゲームですね。ゲーム感覚で考えているところがあります。






イ:先生にとって「教師」とは何でしょうか?



先生:単純に「先生」というだけなら「先に生きる」、ちょっとだけ先に生きている存在ですね。でも、良い先生って何かあったときに思い出す存在だと思います。ある先生は姿勢をすごく大事にされていて、僕もその先生の話を継いで、子どもたちの姿勢について今でも話しますよ。

 あと、先生の話って教科的なことよりも、人生的な話のほうが心に残るように感じます。そう考えると、一言一句に責任を持たないといけないと思います。






イ:ありがとうございます。それでは、最後に教職を目指す方へメッセージをお願いします!



先生:結局は「人」対「人」の仕事ですから、人付き合いの術を磨いてほしい、というのが一つ。もう一つは、僕なら数学ですが、専門とする術を磨いてほしい、ということ。この2つを追求すべきなのが先生かな。それが苦手なら向いていないのかもしれません。

 こう考えると、実は世の中の人は全員先生になるべきなのかも知れません。子どもができたら親になり、その子どもの先生になるのですからそのためにも人付き合いと仕事を極めること。だから、教師になる人にはぜひ「人付き合い」も大事にしてほしいですね。






インタビュアーの感想(大阪教育大4回生)



とても暖かな先生で,大変素晴らしい時間を過ごさせていただきました。


塾の先生へのインタビューは2度目でしたが,前回とは違った発見や学びを得ることが出来ました。特に将来の進路選択についてのお話が印象深かったです。来年,教壇に立つので人付き合いもそうですが,自分の専門を磨くために必要なことをより深く見つめていきたいと思います。


今日の先生 鍵本聡先生


今回の鍵本聡先生にインタビューさせていただきました!

数々の数学に関する本を書き,数学のプロ教師として非常に

有名な鍵本先生。

今回のインタビューでは,数学を切り口としながら,先生自身について深くインタビューしました。



前編では,進路についてのお話と数学から見える仕事力について

お話いただきました!


鍵本先生プロフィール

1966年、兵庫県生まれ。京都大学理学部卒、奈良先端科学技術大学院大学
(情報科学研究科)博士前期課程修了、工学修士。
ローランド株式会社(電子楽器開発)、聖隷学園高等学校教諭(数学)、
大手予備校講師、大学進学塾「がくえん理数進学教室」代表を経て、
現在株式会社KSプロジェクト代表取締役、
関西学院大学、滋賀県立大学、コリア国際学園非常勤講師。
著書に『計算力を強くする』『高校数学とっておき勉強法』(以上、講談社ブルーバックス)、
『数学入試問題がすらすら読める東京大学編』(数研出版)、
『それでも数学を捨てられますか? 数学は真実を見抜く力を養う最強ツール』(サンガ)、

『ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか』(共著、講談社)など多数。




インタビュアー(以下:イ):今、先生が代表をされている株式会社KSプロジェクトとはどういった会社なのでしょうか?



鍵本先生:一言で言うと、執筆を請け負う会社です。いろんな人と「コラボしたいよね、つながっていこうね」ってことで、こういう形をとっています。また、今は細々とではありますが将来はグッズを作って販売もしたいな、と考えています。算数Tシャツとかね() また、大きなビジョンではもう一度学習塾の経営も再開したいと考えています。




イ:数学の先生になろうと思ったきっかけは何なのでしょうか?




先生:中学のときから、先生もいいかなとは思っていました。僕は中学受験をしたんですが、その受験勉強のときに面白そうって思ってたんです。でも結局、大学卒業時には楽器関係の仕事に就きたくてローランドという楽器会社に就職しました。



 ただ4年間仕事をしてわかったことは、僕はその仕事に対して、ほかの人よりもこだわりが持てなかったということ。楽器の一音一音に対して、そこまでこだわりがなかったんですね。一生この仕事を続けられないな、と。



 実はミュージシャンになりたかったんです。であるとき、僕が一人で録音した曲のデモテープを大手のレコード会社の方に聞いてもらったことがあるんです。

「正直、これくらいのやつはいっぱいいる。ミュージシャンじゃなくてディレクターしないか?」と言われました。でも、人の音楽作りを手伝うというディレクターの仕事がしっくりこなかったので、悩んだ末にお断りしました。



 そのあと、友達のツテでオランダに旅行に行ったんです。そこで「外国で暮らすのもいいな」と思って。

で、可能性がある仕事をいろいろ探しているうちに、日本人学校の先生がよさげだな、と。でも、調べてみると「2年以上の日本国内での教師経験」が必要だったんです。

そこで、オランダから1994年の1月に戻り、その年の3月でローランドを退職して、少し勉強をしたのちに静岡県の私立中学校・高等学校の適正試験を受験することにしました。で、その年の冬に家の近くにあった聖隷学園高校(現聖隷クリストファー高校)に連絡して就職することができました。これが、僕の高校教師としての始まりですね。



 僕が今も「数学の先生」を続けられているのは、この仕事が僕に向いているからだと思います。正直に言えば、数学もそこまで好きではないんですよ。だから、数学が嫌いな学生の気持ちもなんとなくわかります。

 当時僕はそうだったんですが、「~したい」という気持ちで仕事を決めることが多いと思います。でも「自分がしたい」ことと「自分に向いてる」ことは大体違うことが多いんですよね。だから、結果的に向いていない仕事についてしまうことになるわけです。

 仕事を選ぶときには「~に向いてる」という視点や、社会や周りが自分にしてほしいことに応えるという視点で選んでもいいと思います。僕自身、向いている仕事を追及したらこうなりました。「自分は何がしたいのだろう」と悩んでいる人が多いようですが、人は自分にどんな仕事をしてほしいのだろう、という考え方もあるのではないでしょうか。




イ:先生がこの仕事が自分に向いていると思ったのはどんなときですか?




先生:たとえば僕はね、数学の答案の表現にうるさいんですよ。解き方が合っていても、表現がおかしかったらチェックしていくんです。それは、その学生のためにもなりますしね。あいまいな表現の答案に点数をあげても、「人生の試験」では細かくチェックされるんですから。こういう、人が気付かないところに気付くところが向いてると思う理由ですね。



プロ教師に突撃インタビュー

 数学というのは、作法の科目だと思っています。答案を書く際の作法を学ぶ科目というか。その作法を大切にしないといけないし、逆に作法を守っていけば答えが出る。

 数学って仕事力なんですよ。数学で「xを~、yを~とする」というような宣言をキチンとすることは、書類をキチンと作ることや仕事をキチンとこなすことにつながります。数学力のある人のほうが、より仕事が出来ると経験から感じますね。






イ:子どもは「数学って意味あるの?」って聞いてくることもあると思いますが、それに対してはどうお考えでしょうか?




先生:そうですね・・・たとえば高校数学でlogってありますが、あれって日常生活で使いますか? 多くの学生が使わないと思っています。じゃあlogは使わないと仮定して、他に使わないものって何がありますか?

ルートの計算なんて日常生活で使わない、方程式なんて使わない、でも足し算や引き算は使う…そんな風に考えて、一番簡単だけど使わないものってなんでしょう?




数学なんて使わないって考えてる子どもはこれを考えるんですね。必死に楽をしようとしてる。「これは要る、要らない」を考える子どもは意外と大人なんですよ。だから数学が苦手な学生の大半は大人びた学生で、数学が好きな学生はたいてい子供っぽい学生です。




ちなみに、一番簡単だけど使わないものって僕は「分数」だと思っています。実生活ではなかなか使わないですよね。「25%引き」って値札をみたときでも、小数の計算で済んじゃいますし。一時期、大学生が分数出来ないということが話題になりましたが、そういうことだとおもいます。




でも「分数」の出来る、出来ないで数学力には確実に差が出ます。今は使わなくても、来月使うことになるかもしれない。そんな積み重ねが2ヵ月後、3ヵ月後に大きな差になってきます。確かに、たまにしか使わないかもしれない。ですが、その「たまに」や「まれ」というのが大事なんです。