2019(令和元年)5月20日(月)

一次治療15か月目の外来受診です。

 

前回2月の受診後から肋間神経痛のためリリカ75㎎を毎朝一錠服用しています。

処方は朝夕各一錠の一日二錠だったのですが、勘違いで一錠しか服用しませんでしたが、痛みは軽度だったため、問題はありませんでした。

 

しかし、昨日から日常生活に若干の支障が出る程度に痛みが強くなり、今回の受診で薬の服用方法等を質問しようと思い、診察に臨みました。

 

当日は前回同様に採血と単純CTをし、診察です。

CT上で仰向けの姿勢から起きる事ができず、技師さんの手をお借りしました。

 

まずは体調に関して質問されたので、肋間神経痛が昨日から強まった事を伝えました。

・腫瘍が神経に浸潤している可能性もある。

・問題になる腫瘍は前回から増大していない。

・この痛みが過去同様に一時的なものかは分からない。

・リリカは300㎎/dayが上限で、痛みの強さで量を調整してよい。

・一時的な強い痛みの場合はカロナール200㎎を処方するので一回二錠服薬すること。

 

先生から二次治療を始めたいかどうか確認されましたが、まずは服薬量を増やして痛みのコントロールを行いたいこと、もしかしたら今回の痛みも数日で収まるかもしれないので様子を見たいと伝えました。

 

神経の圧迫を減らすのが目的であるのならば、放射線ではなく手術で対応できないか伺うと、前回切除している場所なので癒着もしており、それをはがして手術しても痛みもあまり軽減出来ず、すぐに腫瘍が大きくなることから手術は考えていないとのことでした。

 

次の治療について伺うと、先生は化学療法で考えてる様子です。

前回診察時は放射線で考えていたと記憶していたのですが、胸膜播種をしているので放射線を照射したすぐ横に播種が出来た場合にはそこには照射できない。それならば化学療法を行い、放射線は最後まで温存しておきたいとのことでした。

 

二次治療も前回同様シスプラチン・エトポシドを使用予定です。

1コース目は原則休薬期間含めて入院ですが、前回の記録があるので血球数等の増減も予測できるため、入院期間は短縮できるかもとのことでした。

 

経過を診ている播種は二つあり、前縦隔再発病変は32㎜×23㎜で軽度増大、左肺底部縦隔側胸膜播種病変は47㎜×27㎜で著変なしでした。

 

血小板値は10万(2月は9万)で若干の上昇でしたが、先生はそんなに興味を持っていませんでした。

 

最後にCT検査検査報告書を頂き、次回受診日を2か月後にするか、3か月後にするか聞かれたので3か月後を希望しました。

 

次回診察は8/5(月)

今回の診察料は11,680円でした。

 

診察室を後にし、頂いた検査報告書を読んでいると

「左横隔膜下第9/10、10/11肋間にも腫瘤性病変を認め、播種を考えます」

との記載がありました。

 

この新しい播種が見つかったため、次の治療の選択肢が放射線による局所治療から化学療法による全身治療へ変更になったようです。