患者さんの。。。
入ってきた雰囲気
纏っている空気
音、振動
目線
温度
硬さ
感触
圧
感じるものすべてで直ぐにやることを何も考えないで決めている。
というか、勝手に手が動いているので、そこに理論なんて存在していない。(あっても考えていない)
考える前に僕の無意識の部分が決めている事にしたがって、体が動いているだけよ。
そんなもの説明なんてできないです。
そこに、、、
あれこれ理屈をくっつけて、説明するのってめんどくさいし、それがわらなきゃ僕のやっていることなんて、永遠に理解できないです。
どうして先生はそこをさわったんですか?
このような症状にはどう対処するのですか?
イロイロ聞かれるから、僕の感覚を翻訳して説明することに理屈を引っ張り出しているけど、そんなの全然正しくなんかない。
正確に説明できることなんて1割にも満たないだろうよ。
理論武装している人は感覚で物事を決めることが苦手だからそうして努力しているのだろう。
考えて触っているうちはマトモに治すこともできんだろうと思います。
知識が役立っていることは、あるけど、、、
治療全体のどれ程か?と言えば、わずかだろうね。
山ほど本を読んで、イロイロ情報を得てきたけど、マトモに役立ってるのってわずかなのだろうね。
患者から発せられる見えない情報を数多くキャッチすることが、黙っててできるようになってくる。
それを分析なんてできないんだよね。
聞いてわかるくらいなら、僕らは要らないよ
自信が持てないから分析しようとするのでしょうね。
いつかそれが要らぬものと考えられれば、僕を正常に分析できるでしょうね。
僕自信がわからないことも多くあるのです。
なので、分析はできないんですよ。
僕を。
生涯修行
匡正堂葛飾院長