いつもブログでは、季節の行事食や特別メニューをご紹介することが多いですが、今日は“なんでもない日”のお食事についてお話したいと思います。
給食では、「ハレの日」と「ケの日」のメリハリを大切にしています。
行事の日には特別感を楽しみ、季節を感じられる食事を。
そして普段の日には、毎日安心して食べられる、ほっとする食事を届けたいと思っています。
でも、毎日の食事は、ただ栄養を摂るだけではありません。
心を豊かにするものでもあり、「今日のご飯楽しみやな」と思っていただける時間であってほしいと考えています。
そのために、給食部では毎日の献立に、
“栄養” “彩り” “味付け” “ボリューム”
そして“楽しいな嬉しいななどほっとする時間”
を大切にしながら取り組んでいます。
しんあいでは、和食も人気があります。
だしの香る味噌汁、ほっこりする煮物、焼き魚など、「やっぱり和食は落ち着くなあ」と言われる方も多くおられます。
一方で、若い世代に人気のメニューを楽しみにされている方もたくさんいます。
・タコライス
・ハンバーグカレー
・オムライス
・チキンピカタ
・ハンバーガー
こうした洋食メニューの日は、食堂の雰囲気もどこかウキウキしています。
「今日はカレーにハンバーグのってるわ!」
「オムライス好きやわ」
そんな声が聞こえてくると、こちらまで嬉しくなります。
また、野菜をしっかり食べられる工夫も大切にしています。
温野菜たっぷり豚しゃぶサラダは、野菜もお肉もバランスよく食べられる人気メニューのひとつです。
・温野菜たっぷり豚しゃぶサラダ
リクエストもですが小さな声も聞き取る努力もしています
野菜も大事だけどもガッツリ食べたい時もありますゃね!「焼き飯たべたいなぁ」とボソッと聞こえたそんな声にもきちんとお答えします。焼豚炒飯と副菜にらキムチの玉子炒めを。新メニューでしたが皆さん「え?おいしいわ!」と人気も上々でした。
・焼豚炒飯とキムチ玉子炒め

クリームコロッケだった日に「僕普通のコロッケ食べたい」なんてボソッと聞こえたりするので、若者メニューが好きな皆様ですが、ポテトコロッケだっかぁーと献立に組み込んだりして、満足していただける食事提供に取り組んでいます。
・ポテトコロッケ

そんな中、給食部の“目下の課題”となっているのが魚メニューです。
皆さん、魚が嫌いなわけではありません。
でも、「今日は肉と魚どっちがいい?」となると、やはり肉料理の人気は強めです。
栄養士としては、魚料理もしっかり食べていただきたい。
魚には、たんぱく質だけでなく、身体に大切な栄養もたくさん含まれています。
だからこそ、「魚の日でも満足できる献立」にするため、日々工夫を重ねています。
例えば、焼き魚の日。
魚だけでは全体的にあっさりしやすいため、煮物を組み合わせてボリュームを出すようにしています。
かぼちゃの煮物や高野豆腐、根菜の炊き合わせなどを添えることで、食べ応えも増していきます。
・魚の塩焼きには具沢山の炊合せを添えて。
逆に煮魚の日は、副菜が和え物中心になりやすく、全体として軽く感じることがあります。
そのため、「夕食までにお腹がすいてしまう」ということも。
そこで最近は、魚だけでなく、添える食材にも工夫をしています。
代表的なのがブリ大根。味の染みた大根があることで満足感もアップしますし、ご飯も進みます。
・ブリ大根
さらに、煮魚に野菜をたっぷり添えたり、豆腐を合わせたりして、栄養とボリュームの両方を意識しています。
“魚料理=物足りない”ではなく、
「魚の日やったけど、お腹いっぱいやったな」
と思っていただける献立を目指しています。
同じお魚でもフライになるとテンションが上がる皆様。魚が苦手な方も揚げると箸がすすみます。
毎日の食事だからこそ、無理なく、楽しく、美味しく食べていただきたい。
特別な日のごちそうだけではなく、“なんでもない日”の食事の積み重ねが、日々の暮らしを支えているのだと思います。
これからも給食部では、皆さんに楽しみにしていただける食事作りを大切にしていきます。

















