中島みゆきさんの曲に『糸』という名曲があります。
私が大好きな曲の一つです。
その中にこんな歌詞があります。
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は仕合わせと呼びます
近代的な織り機ができるまでは、糸を縦と横に編んで布を織るのはなかなか大変だったそうです。
縦の糸と横の糸をうまく組むのは難しかったのだそうです。
逢うべき縦糸に横糸が出会えることを「仕合わせ」呼ぶ。この歌はそう歌っています。
耳で聞くと、「仕合わせ」は「幸せ」と聞こえますが、実は、「仕合わせ」とは「運命」という意味だそうです。
この曲は、逢うべきもの(ひと)に出逢えることは運命だと歌っています。
確かにそうかもしれません。
教採塾の講座に出逢えたことが運命だったと言ってくれた受講生さんがたくさんいました。
ある受講生さんは、大学1年生のときに、ツイッターで教採塾を見つけて、教採塾のファンになり、それから、2年間アルバイトをして、大学3年生になったときに、教採塾の講座を受講するためのお金を貯金したと話してくれました。
屈託のない笑顔が素敵なその受講生さんは、教採一発合格を決め、今も、幸せそうに教壇に立っています。
別の受講生さんは、家庭の経済的な理由で、教採を受験するのは1回だけと決めている。1回で合格しなければ、教師をあきらめることにしている。だから、1回で合格するために、教採塾で学びたいと言って、講座を受講してくれました。
いつもポジティブなその受講生さんも一発合格を決めて、楽しそうに教壇に立っています。
また、別の受講生さんは、周囲の人は、大手の予備校の方がいいとアドバイスしてくれたけれど、ブログを読んでファンになった教採塾を受講することに決めたと話してくれました。
今回は、周囲の人の意見より、ブログで読んだ河野先生の言葉を信じてみたいと言ってくれました。
その人も、また、一発合格を決め、元気に明るく、教壇に立っています。
教採塾の講座を受講してくださる多くの受講生さんは、アクティブに、ポジティブに、そして、時に、アグレッシブに、教採塾を選んでくださいます。
時には、その方の人生を教採塾にかけてくださいます。
時には、周囲の意見に反してでも、教採塾の講座を受講してくださいます。
教採塾を主催し、主任講師として、すべての講座を教える最大の楽しさは、受講生のみなさんのアクティブさ、ポジティブさ、アグレッシブさから来ています。
本気の皆さんが集うからこそ、私も責任の重大さに燃えます。
人生をかけて受講してくださるからこそ、私も本気で真剣勝負の講座を展開します。
大学生の方にとって、講座の毎月の受講料は、決して安くはありません。
人によっては、新幹線で受講料以上の交通費がかかるところから、受講してくださいます。
沖縄や北海道からの受講もあります。
私が、「なぜそこまでして受講してくださるのですか?」と聞くと、皆さん、「ブログやツイッターを読んで、河野先生から教わりたいと思いました。」と言ってくださいます。
この答を聞くたびに、嬉しいのは嬉しいのですが、私に課された責任の重大さをひしひしと感じます。
若者の希望を背負い、また、人生最大の転職をしようとしている人の運命を背負っているように感じてしまいます。
でも、私は、そんな方々のアクティブさ、ポジティブさ、アグレッシブさを心から尊敬していますので、責任の重大さを自覚しながら、本気度100%の講座にするよう最善を尽くしています。
運命とは、アクティブに切り開いていくものです。
人生とは、ポジティブに生きていくものです。
成功とは、アグレッシブに勝ち取っていくものです。
私は、いつも、受講生さんから、アクティブさ、ポジティブさ、アグレッシブさを学んできました。
現在、教採塾の常務取締役を務めている川上貴裕も3年前の受講生の一人でした。
彼もまた、私のツイッターやブログを見て、教採塾の講座を受講してくれた一人でした。
彼と出逢えたのも、彼のアクティブさ、ポジティブさ、アグレッシブさがあったからでした。
私自身もまた、出逢いを大事にしています。
出逢いは偶然のこともあります。
でも、そんな偶然を私は大事にしています。
現在、教採パフォーマンス・アドバイザーを務めてくださっている、後藤凌さんに出逢ったのも偶然でした。
昨年から今年にかけての年末年始、私は、ある人を旅行に誘いました。
ところが、その人には別の用事があり、誘いを断られました。
仕方なく、私は、親孝行でもしようと思い、母親を連れて、名古屋に年末年始の旅行をすることにしました。
1月1日の午後、名古屋城を母と散歩し、そこで、大道芸をしていた、若きフォーク曲げアーティストRyoさんに出逢いました。
Ryoさんの感動的なパフォーマンスに圧倒され、ホテルに帰って、すぐに熱いファンレターをメールしました。
その後、メールのやり取りが続き、教採パフォーマンス・アドバイザーをお願いすることになりました。
私とRyoさんは、こんな風に出逢いました。
最初は、偶然です。
でも、偶然の出逢いを大切にし、アクティブに、ポジティブに、アグレッシブに、Ryoさんから多くを学ばせていただいています。
11月からの新年度の名古屋校での名古屋面接講座は、私とRyoさん(後藤凌さん)とのティームティーチングで行います。
時々、こんな質問をされます。
ちょっと会っただけで、その人の能力がわかるのですか?
大道芸と教員採用試験とどう関係があるのですか?
最初の質問への答は、正直言うと、「ちょっと会っただけでは、その人の能力はわかりません。」としか言えません。
ちょっと会っただけでは、わからないからこそ、なんどもコミュニケーションをとります。
私とRyoさん、相当、メール等でやり取りをしました。
何度もお会いしてお話もしました。
Ryoさんの大道芸パフォーマンスも何回も見にいきました。
能力があるかどうかわからないと悩むよりも、この人はすごいかも!と思ったら、どんどん話して、どんどん関わって、どんどん学んでみることが大切です。
そうすれば、その人の本当の能力がわかります。
Ryoさんの能力はそうやって知り、私はRyoさんを天才だと感じ、Ryoさんの才能から多くを学んでいます。
後者の問いへの答は、このブログでも、また、Ryoさんとのティームティーチングでも何度もお話ししたように、パフォーマンス力こそ、教採合格の決め手であり、教師としての資質の大きなものだと考えています。
パフォーマンス力があれば、教採合格は勝ち取れます。
パフォーマンス力があれば、子供を惹きつける素敵な教師になれます。
私は出逢いを単なる出逢いに終わらせないようにしています。
もし、天才と出逢ったのなら、天才から大いに学びたいと思っています。
本当に天才だと思える人に出逢ったのなら、それは一生でも数少ない大きなチャンスです。
今回の香港旅行は、Ryoさんと出かけます。
Ryoさんは海外旅行は初めてだそうです。
私も香港は初めて行きます。
天才Ryoさんが香港でどんな天才ぶりを発揮するのか、楽しみです。
もちろん、講座の構想もたっぷりと練ってきます。
私が香港で最も学ぶのは、天才が初めて海外旅行をするときのケミストリーです!!
また、香港で天才Ryoさんから学んだことは、ブログで報告しますね!!
お楽しみに!!
では、また明日!!
河野正夫