「とりあえず」の語りは、面接での不合格の要因となります!! | ブログDE教採BY河野正夫

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教員採用試験対策講座を主催する広島教採塾の代表の河野正夫のブログです。教育について熱く語り、教採合格の勉強法の秘訣についても語ります!!

面接での語りで、最もやってはいけないことの一つが、


とりあえず、答えておく


ということです。


「とりあえず」は、ビールだけにしておいてください(笑)。


面接での語りは、常に戦略的に、聞き手(面接官)の反応や心の動きを予測しながら、語らなければなりません。

質問されたから、とりあえず答えておこうというのは、ダメダメの典型です。

戦略も予測もなく、とりあえず語るような語り方では、聞き手の耳にも、心にも響きません。


とりあえず語るくらいなら、語らないほうが、よほど良いくらいです。

とりあえず語るのは、時間の無駄だと心得てくださいね。


とりあえず語っている人に、指導すると、ほぼ決まって、その人は次のように言います。


「でも、事実を答えていますよ。」


あのね、事実を答えれば良いというものではありません。

もちろん、ウソを言ってはいけませんが、面接官は、単なる事実を知りたいわけではありません。

面接官は、あなたの人間的魅力や、教師としての資質を聞きたいのです。


教員採用試験の面接は、事実を聞き取り調査するアンケートではありません。

あなたの魅力や資質をアピールするオーディションなのです。


だから、とりあえず事実を答えるだけでは、合格しません。


私が指導する面接講座では、「とりあえず」の回答をすると「ボコボコ」にします。(もちろん、体罰という意味ではありません。笑)

追加質問、追い込み質問で、とりあえずの化けの皮をはがします。

戦略的な回答ができるようになるまで、叩き直します。(もちろん、体罰はしません。笑)



このくらいの厳しい指導をしなければ、なかなか「とりあえず」の語りから逃れられないようです。


「とりあえず」の語りから脱却したい方は、私の特訓を受けてみてくださいね!!


では、また明日!!


広島教採塾
河野正夫