今週末の土曜日の英語特訓講座では、英語のリスニングのセンスを磨き上げる特訓をします。
少しだけ、その中身をご紹介しますね。
そもそも英語のリスニングを向上させるためには、ただ英語をダラダラと流し聞きしていてもダメです。
単なる流し聞きでは、分からない語彙や表現はそのまま、そして、理解できない構文や文法もそのままになってしまい、聞き取れた知っている単語だけで、話されていることを推測することになります。
分からない部分が、ごく少なければ、大きな障害にはなりませんが、分からない部分が多くなってくると、聞きとれた知っている単語から勝手に推測したことが、リスニングの理解となってしまいます。
こんなリスニングでは、やってもやらなくても一緒です。
こう言うと、やらないよりはいいでしょうと反論してくる人もいるかもしれませんが、はっきり言います。
やってもやらなくても一緒です。
ダメな方法は、やっても、やらなくても一緒です。
というわけで、効果的なリスニングの勉強法の一つは、次のようなものです。
1.英語で話されるストーリーを聞いて、まずは、何が話されているかを理解する。(理解しようと試みる。)
2.ストーリーが相当程度、短い場合には、話されている英語をそのままディクテーションしてみる。(聞きながら紙に書きとってみる。)
3.それでも最初のうちは、すべては書き取れない部分も多いでしょうから、可能ならば、その英語のストーリーの日本語版があれば、日本語版だけを読んで、意味を理解した上で、もう一度、英語を聞いてみる。
4.日本語での意味の助けを得て、もう一度、ディクテーションをしてみる。
5.その英語のストーリーを英文で一度読んで、もう一度、英語を聞く。
上記のようなステップでリスニングの訓練をするとものすごく効果的ですよ。
さらに言えば、リスニングをしながら、そのストーリーの内容について、文化的、社会学的、教育学的なディスカッションが上手くできると最高ですね。
今週末の英語特訓講座では、理想的なリスニングの特訓を展開していきます!!
受講生の皆さん、ご期待ください!!
では、また明日!!
広島教採塾
河野正夫