優しさと言葉かけ ― こんな小論文の課題も!!(教採の過去問の温故知新シリーズ第4弾!!) | ブログDE教採BY河野正夫

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教員採用試験対策講座を主催する広島教採塾の代表の河野正夫のブログです。教育について熱く語り、教採合格の勉強法の秘訣についても語ります!!

教員採用試験の過去問の温故知新シリーズの第4弾です。


今からちょうど10年前の静岡県の小論文の課題です。


もし、あなたの担任する児童が、次のような詩を日記に書いてきたとき、あなたは、この日記に対して、どのような言葉を書き添えますか。そして、今後、この児童にどのようにかかわっていくか。具体的に書きなさい。


ぼくは 今 二年生です。
あまりべんきょうができません。
でも、ぼくもぼくなりに
生きています
あたまわるいけど
学校が好きです


(出典『あたまわるいけど学校が好き』 川崎洋編)

(2005年度 静岡県教員採用試験)




小論文の課題は、2つに分かれています。

ひとつめが、この子供の詩にどのような言葉を書き添えるか、というもの。

ふたつめが、今後、この児童にどのようにかかわっていくか、というものです。


ひとつめが特に重要ですね。

ふたつめは、言ってみれば普通の小論文課題とも言えます。


しかし、ひとつめは実践的であり、この児童に向けての実際のメッセージです。

皆さんの教師としての優しさ、指導力、言葉のセンスが試されます。


皆さんなら、どんな言葉を書き添えますか?


ひとつめの課題だけで構いませんので、皆さんが書き添える言葉を教えてください!!


kyousaijuku@gmail.com まで、メールで教えてくだされば嬉しいです!!



では、また明日!!



広島教採塾
河野正夫