教師としても、教員採用試験の受験のためにも、教育に関する知識を整理しておこう!! | ブログDE教採BY河野正夫

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教員採用試験対策講座を主催する広島教採塾の代表の河野正夫のブログです。教育について熱く語り、教採合格の勉強法の秘訣についても語ります!!

教員採用試験に合格することは、当面の重要な目標ではありますが、やはり一番大切なのは、教師として自信をもって、誇りを持って、教育にあたることができる資質を身に付けることです。


ややもすると、教員採用試験に出題されない科目は、「勉強しなくてもよいもの」と捉えられがちです。

例えば、広島県の教採では、「教育心理」や「教育史」は、筆記試験では出題されません。

そうすると、広島県の受験者たちは、「教育心理」や「教育史」は、「勉強しなくてもよいもの、知らなくてもよいもの」と捉えてしまいがちです。

確かに、受験勉強の効率化から言えば、そうなることは理解できます。


でも、「教育心理」を勉強しないということは、学習の理論も、発達の理論も、人格の理論も、評価の理論も、集団の理論も学ばないということになります。


もちろん、教採受験用の教育心理は、人名と理論名を結び付ける「カルタ取り」みたいな勉強になりがちで、単調かつ退屈です。

しかし、教育心理は、ものすごく面白く、とてつもなく実践の役に立ちます。


教育史についても同様です。

デューイも、ヘルバルトも、ルソーも、ペスタロッチも知らずに、教師になるというのも悲しいことです。

仮に勉強しても、人名と書物名だけを結び付けて「カルタ取り」式に学ぶだけでは、悲しいですよね。


私(河野)は、教員採用試験の受験のための対策講座を主催していますから、教採に合格することを最大の目標として掲げています。でも、教採に合格すると同時に、合格したあとに、優れた教師、子供たちのために教育をすることができる教師になっていただきたいと願っています。


恐らく、教採受験者の皆さんも、私と同じ想いを共有してくださっていると思います。ただ、目前の試験に合格すすることが最優先なので、合格後のことに手が回らないという焦りもあるかもしれません。


さあ、教採合格にも大いに役に立ち、教師になってからの知識と教養の醸成にも貢献してくれそうな、素敵な本をご紹介しましょう。


その本とは、


『教員採用試験 教職 基本キーワード1200』


です。




アマゾンの紹介には、


「内容紹介

1000以上の見出しキーワードを厳選! 従来の用語事典とは違う、引きやすい、わかりやすい、教職用語事典の決定版!


内容(「BOOK」データベースより)

先生になるために絶対必要な知識を押さえる!50音順だから知りたい用語がすぐ引ける。『指導改善研修』『就学援助』『通級による指導』『PISA』など重要な教育用語を収録。」



と書かれています。


教員採用試験用ではありますが、教育や教育時事について、幅広く1200ものキーワードを集めて、簡潔で分かりやすい解説が添えられています。

「暗記する」ということではなく、パラパラとめくって、教育用語に触れてみるだけで、大いに教師としての、教育者としての知識と教養が増していきます。


実は、私も、暇なときは、パラパラとめくって眺めています。

時には、ワイングラスを片手に、この本を眺め、教育への想いを新たにしています。


内容のページのサンプルとしては、





のような感じです。


そんなに学問的で深い内容ではありませんが、教育用語に浸って「遊んでみる」という醍醐味が味わえる本です。


もちろん、これは教員採用試験のために書かれた本ですので、教採受験にも大いに役に立つでしょう。

でも、何度も申し上げますが、「暗記」しようとなどとは思わず、パラパラと読んで楽しんでみてください。


そうすれば、自然と、教採にも役立ち、また、教師になってからも、知識と教養のある先生になれると思いますよ!!


是非、お試しあれ!!



では、また明日!!



広島教採塾
河野正夫