カマキリの子供を見つけました。
下の写真の右側に写っているのは、人差し指の先です。
指を近づけると、警戒して立ち上がりました。
小さな小さなカマをふり上げようとします。
カマキリの子供にしたら、指は怪物そのものです。
まさに、蟷螂の斧です。
その根性だけは立派です(笑)
昔、漢文で習った蟷螂之斧(とうろうのおの)を思い出しました。
中国春秋時代、斉の荘公が猟に出たその車に、カマキリがかまを振り上げて立ち向かい、荘公は勇者であるとほめて、車を迂回させてカマキリをよけて通ったという話です。
現代では、蟷螂の斧と言えば、弱者がその実力をかえりみず強者に立ち向かうことをあらわす言葉として使われるようです。
私も、斉の荘公にならって、つぶさないようにしました(笑)