幸せ美人ライフ専門家
天野舞美です
家庭内別居を始めるまでの
夫の不倫疑惑の日々
私をだます夫に対して憎しみが
止まらない
夫の首に手をのばす
首をしめつけて
息の根を止めたかった
ふと、この体制では
力が入らないと気づいた
どう考えても
夫に馬乗りにならないと
絞めきることは難しいだろう
でも馬乗りになった時点で
バレてしまう
夫にバレた時点で
私の力では夫にはかなうことはない
寝室に作った窓は私の希望で
大きな出窓になっている
レースのカーテンだけの窓に
すぐそばを走る
港湾道路の街頭の灯りが差し込んで
夫の顔を青白くうつした
すやすやと気持ち良さそうな表情に
出来ることなら包丁をさして
切り刻みたい衝動が起こった
そうだ
首をしめるよりも
包丁の方が殺せる可能性が高い
首の動脈を切るなら
私でも出来そうな気がした
電気をつけなくても
夫の首の位置はよく見える
首を切って
顔を切り刻んで
心臓目掛けて包丁をつきたてたら
夫を殺すことが出来そうな気がした
夫を殺したら
私は夫のせいで悩まなくていい
私は強い強い殺意を抱いた
その時、夫がパッと目を開いた
人間は命の危険を寝ていても
察知できるらしい
『何?』
夫は幽霊でも見たように驚いた
私の表情はどんなだったのだろう
般若のような狂気の顔をしてたのか
冷ややかに夫を見下ろしていたのか
虚ろな目で眺めていたのか
もう一度夫が何してるの?と
私に聞きながら携帯電話に
目をうつした
私はもとあった場所に
伏せて戻してある
『殺したい』
そんな言葉を飲み込んで
私は自分のベットに戻った
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夫はその後
この私が夜中に枕元に立っていた話を
姑の前や子どもの前で話した
おもしろ可笑しく話し
私がおかしいと言う
『夜中に携帯がなったから
緊急だと困ると思って見に行った』
そう言うと顔色を変えた
そして何も言わなくなった
長男が冷ややかな目で
夫を見ていて
何だか笑いそうになった
あの時に夫を殺してなくて
良かったと思う
父親が死んで母親が犯人では
子どもたちが生きていくのは
辛すぎる
私はたまたま人殺しにならなくて
すんだけど、
あの突発的な殺意を思うと
家族を殺してしまう人の
気持ちがわからなくもない
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子沢山シングルマザー 天野舞美