
譲渡掲示板で
何度かメッセージのやりとりをすると
飼っていた猫の法要が終わり
娘さんが高齢のお母さんの為に
探していたとのことだった
とても大切にしていただけそうなので
この御宅に決定
さっそく母に運転してもらい
今度は暴れないように
洗濯ネットにいれ
連れて行くと
そこはとても大きな御宅だった
高い塀で囲われ
防犯カメラやセンサーのようなものが
たくさん
えっ?ここ?と母と驚きながらも
インターホンを押してみると
門が開き
綺麗で優しそうな若い女の人と
品のある年配女性が
お出迎え
庭を進むと
旅館のような広い玄関が現れ
玄関の中には
大きな壷や絵など
美術品がたくさん飾られていた
圧倒されていると
奥から貫禄ある男性が顔を出しご挨拶
あまりの豪邸に緊張して
猫に別れの挨拶もできないまま
譲渡
帰りに立派なフルーツまでいただいた
少しでも良いものを食べさせてもらいたいと思い
高い缶詰をいくつか持って行って
渡したが、、、
あとで恥ずかしくなった
今頃もっと美味しいのをもらってるだろう
夢のような御宅に保護していただき
こんなラッキーなことある?
玉の輿にのったね
と母と話しながら帰った
ちなみに譲渡中、母がずっと無言で
あまりにそそくさと帰ったので
どうして無言だったか聞いてみると、、、
毎日可愛がってた猫との別れが悲しく
泣きそうでずっと我慢してたらしい
今も元気でいてくれたらいいな