整体では仙腸関節は動く物として取り扱われていますが、最近では西洋医学でも動くと認識されてきたようです。仙腸関節研究会(平成21年発足)には次のように書かれています。「仙腸関節(せんちょうかんせつ)は脊椎の根元に位置し、画像検査ではほとんど判らない程度の3~5mmのわずかな動きを有しています 「仙腸関節はわずかな動きしかありませんので、レントゲン、CT、MRIなどの画像検査では、仙腸関節障害の診断は困難です。画像検査上、腰椎の病気(腰部脊柱管狭窄症・ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう や 腰椎椎間板ヘルニア・ようついついかんばん など)が認められても、症状と一致しない場合もありますので注意して診察をしています。」

つまり画像検査での診断は困難であり腰部の異常があっても症状と一致しないことがあるという事ですよね 誤解しないでもらいたいのは、決して画像検査を否定しているのではなくて画像検査から診断するのが困難だということが医療関係の研究機関から発信されている事です。

実際にヘルニアと診断された人が施術後に痛みが無くなったり、数回の施術でスポーツができるまでになっているのはこういった背景があるからではないでしょうか ただ全てが整体で対応できるとは思っていません、骨折や怪我等、通常と大きく違う状態には対応できる病院に早く行く事が大切です

 楽庵のやってる整体はバランスの崩れた体を自己治癒力を高めて歪みの少ない状態にするので歪みの強い人は最初はなかなか効果が実感できないかもしれません でも本当に良くなりたいと思って真面目に体操(その人に合った)を続けながら施術を受けて素晴らしい効果を実感している人が沢山いるんです。  1回の施術で数10年の歪みが簡単に取れるはずがないですよね。楽庵も昔は整体に行っては次の日には元に戻ってる っての何回も経験しています。整体に行けば…。では症状のきつい人はなかなか良くなりません。やっぱり自分で良くなるための努力を続けなければ…。後のお手伝いは専門家に任せてください。

生活様式が変わってくれば、人間の体もそれに対応して変化していくので、日々の研鑽を怠ることなく施術していかなければならないと思います。そのためにも初心を忘れずに「百試千改」「日々精進」で進化し続け「あそこの整体屋に行けばなんとかしてくれるよ~」と言ってもらえるような整体屋になりたいですね